完全栄養食のベースフード、東証グロースに上場へ

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Image credit: Base Food

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

完全栄養食製品を開発・販売するベースフードは12日、東京証券取引所に提出した上場申請が承認されたことを明らかにした。同社は11月15日、東証グロース市場に上場する予定で、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券が主幹事を務める。証券コードは2936。272万3,100株を公募し、368万4,200株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは96万1,000株。

想定発行価格は950円で、時価総額はおよそ483億円になる。価格の仮条件は10月28日に決定し、ブックビルディング期間は10月31日から11月4日を通して実施される。最終的な公開価格決定日は11月7日。有価証券報告書によると、同社の2022年2月期における売上高は55億4,576万円で、経常損失は4億6,099万円。

ベースフードは、以前 DeNA で自動運転事業などに関わっていた橋本舜氏らを中心に設立されたフードテック・スタートアップ。完全栄養パン「BASE BREAD」、完全栄養パスタ「BASE PASTA」、完全栄養クッキー「BASE Cookies」を、での自社 EC での直販、他社 EC でのセット販売、小売事業者へ卸販売している。4週間毎に商品が届くサブスクの購入者数は2月に10万人を突破した。

株式の保有比率は、橋本氏(34.27%)を筆頭に、グローバル・ブレイン(2つのファンド経由で23.31%)、Rakuten Capital(8.13%)、XTech Ventures(4.07%)、個人投資家の金子裕氏(3.51%)、従業員の島田孝文氏、取締役の齋藤竜太氏、取締役の山本陽介氏(それぞれ、2.32%)、THE FUND(2.05%)などが続いている。

<ベースフードのこれまでの軌跡>

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