国際物流デジタルプラットフォーム「Giho」運営、SMBC VCらから7億円をシリーズA調達——台湾進出へ

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Image credit: Willbox

国際物流プラットフォーム「Giho」を運営する Willbox は24日、シリーズ A ラウンドで約7億円を調達したと発表した。このラウンドは SMBC ベンチャーキャピタルがリードし、三菱 UFJ キャピタル、丸紅ベンチャーズ、ANOBAKA、Salesforce Ventures、Golden Asia Fund Ⅲ(台湾の工業技術研究院=ITRI の投資会社である創新工業技術移転=ITIC と三菱 UFJ キャピタルの共同ファンド)、みずほキャピタルが参加した。

これは、同社にとって、昨年5月に発表したプレシリーズ A ラウンドに続くものだ。SMBC ベンチャーキャピタルがリードし、三菱 UFJ キャピタル、丸紅ベンチャーズはプレシリーズ A ラウンドに続くフォローオンでの参加、ANOBAKA はシードラウンドとプレシリーズ A ラウンドに続くフォローオンでの参加だ。同社では今回調達した資金をもとに、顧客基盤の拡大に向けたサービス開発を加速すると共に、国内拠点の充実と台湾における事業立ち上げを進める。

Willbox は2019年、ディップやマイナビ出身の神一誠氏により設立。神氏の実家は、川崎に本社を置く重量・精密機械の大型梱包や物流などを取り扱う「幸栄」という会社を半世紀にわたり経営している。工作機械や精密機械など大型貨物の国際物流では、コンテナに入れる前に木箱による梱包が必要で、この木箱は貨物の形状や大きさに合わせて、必要の都度、専門の職人が製作している。このため、小型貨物と異なり、大型貨物の国際物流で即座に輸送費を見積もったり、輸送業者を決定したりできない。

Willbox がターゲットとするのは、主に輸出を対象とした FCL(Full Container Load、海上コンテナ輸送)の領域だ。Giho には物流事業者120社が登録されていて、そのうち、約2割が幸栄と同じ梱包会社、残りは、フォワーダー(乙仲)、海運事業者、港までの陸送事業者などだ。物流事業者は、業務の半分以上の時間を見積の作成に費やしていて、そのうち8割を失注している。Giho では物流事業者から集めた情報を元に、荷主は概ね10秒くらいで見積価格を取得できるようにしているという。

via PR TIMES

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