コーポレートIT管理「ジョーシス」、現地企業と提携しインドネシア市場に参入

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日本を拠点に SaaS とデバイス管理プラットフォームを運営するジョーシスは、インドネシア現地の IT 企業 IDstarIndonesia Future Technology Group(IFT Group) との提携により、インドネシア市場に参入した。

Image credit: Josys

ジョーシスのサービスの一部は、企業が所有するノートパソコンや携帯電話などのデバイスのライフサイクル管理を支援するものだ。今回の提携により、同社はこのサービスをアジア太平洋地域全体に拡大することができる。

ITコンサルティング会社の IDstar は、ビジネスプロセスオートメーションとオートメーションエンジニアリングを専門としている。この提携の一環として、IDstar はインドネシア全土にオフショア開発センターを設立し、「世界的に競争力のある労働力を生み出す」ことを計画していると、同社の CEO Ferdinand Prasetyo 氏は述べた。

一方、IFT Group は、人事管理、デジタル・ファイナンシャルプランニング、カスタマサービスなどの分野で複数の子会社を持っている。同社の Web サイトに掲載されている顧客には、BCA、Deloitte、Indosat Ooredoo などがある。

松本恭攝氏によって設立されたジョーシスは最近、グローバル・ブレインとグロービス・キャピタル・パートナーズがリードしたシリーズ B ラウンドで9,300万米ドルを調達した。

アジア太平洋地域に加え、ジョーシスは以前、アメリカでのプレゼンス拡大を検討していると発表した。松本氏は9月、Tech in Asia の取材に対し、ジョーシスの事業拡大には今年末までに120人の人員を倍増させることも含まれると語った。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

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