LINEでの顧客フォロー最大化を支援するSaaS「MicoCloud」運営、35億円をシリーズB調達

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「MicoCloud」<br> Image credit: Micoworks

顧客体験のパーソナライズを実現するコミュニケーションプラットフォーム「MicoCloud」を運営する Micoworks は27日、シリーズ B ラウンドで約35億円を調達したと発表した。

このラウンドは、シンガポール政府系投資会社 Temasek 傘下の Vertex Growth がリードし、ジャフコグループ(東証:8595)、三菱 UFJ キャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、ALL STAR SAAS FUND、Eight Roads Ventures Japan が参加した。

これは、Micoworks にとって、2022年2月のシリーズ A ラウンドの調達に続くものだ。ALL STAR SAAS FUND、Eight Roads Ventures Japan は以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、Micworks の累積調達額は約63億円に達した。

MicoWorks は2019年2月に MicoCloud をローンチ(当初名は AURA)。MicoCloud を使えば、ブランドは LINE 公式アカウントによる顧客コミュニケーションの最適化を図り、新規顧客の獲得や顧客フォローの効率化を図ることができる。各種チャネル分析や複数拠点での一元管理、豊富な運用ノウハウに基づくサポートが可能だ。

2023年12月現在、MicoCloud は東京海上日動火災保険やパソナ、JR 東海ツアーズなど、生活者を対象としたビジネスを行う企業を中心に、1,000ブランド超への導入実績があり、エンドユーザ数は2,900万人に達したとしている。

今回の調達を受けて、MicoWorks は、ジェネレーティブ AI / ML技術のプロダクトへの実装を進めるほか、MicoCloud のマルチチャネル化、高いセキュリティ基盤への対応等の開発強化を進める。また、アジア市場をはじめとするグローバル展開を視野に事業を進める。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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