本稿は、Technode（動点科技）が、12月25日~12月29日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

Baidu（百度）、AIチャットボット「ERNIE Bot（文心一言）」のユーザが1億人に達したと発表（12月29日）

Baidu（百度）は、AI チャットボット「ERNIE Bot（文心一言）」がユーザが1億人を突破したと、同社の Haifeng Wang（王海峰）氏が28日に発表した。同社は、ボットの多くのユーザのうち、アプリでアクティブになっているユーザ人数を明らかにしていない。Baidu はプレスリリースの中で、チャットボットが職場のシナリオで37億語のテキストを生成し、3億行のコードを書いたと述べた。（百度）

北京市、公共 AI プラットフォーム「Shangzhuang（上庄）」をデモ（12月28日）

北京市は25日、市内の大学、研究機関、小規模 AI 企業のニーズを満たすために、公共コンピューティングプラットフォームをローンチした。このローンチは、AIの台頭により計算能力のニーズが高まる中、中国にとって計算能力の供給拡大が重要な焦点となっている中で行われた。

国営企業 Beijing Energy International Holding（北京能源国際控股）によって建設・運営されるこのプラットフォームは、第1段階で500ペタフロップス（PFLOPS）の計算能力を提供し、2024年の第1四半期にオンラインになる予定の第2段階では、1,500ペタフロップスまで増加させる予定である。（北京能源国際控股）

Huawei（華為）、来年 PC に「HarmonyOS」を投入（12月27日）

中国のテック大手 Huawei（華為）の PC 向け自社開発 OS「HarmonyOS」が完成間近で、来年ローンチすると「21st Century Business Herald（21世紀商報）」が報じた。Huawei は2019年にHarmonyOSを発表し、マイクロカーネルアーキテクチャを披露し、多様なアプリケーションをサポートしている。

Huawei の情報筋は、HarmonyOS をより多くの端末に拡大し、さまざまな分野での同社の存在感を強化する狙いを明らかにしている。25日の記者会見で、Huawei のコンシューマービジネスグループCEO Richard Yu（余承東）氏は、消費者の支持に対する謝意を表明し、研究開発のイノベーションを強化することで、高品質の製品とプレミアムな体験を提供するという同社のコミットメントを強調した。（IT 之家）

Douyin（抖音）、AI 検索機能をβテスト（12月26日）

短編動画プラットフォーム「Douyin（抖音）」は、アプリ内検索機能に AI 技術を導入した。Douyin の AI 検索機能は、本格的なローンチに先立ち、現在βテスト中である。ユーザの検索履歴や嗜好に基づいて、インテリジェントなレコメンデーションを提供できるだけでなく、Douyin 以外のコンテンツの検索もサポートする。ユーザは、インターフェースの下部にある専用ボタンから、AI が生成した結果に対するフィードバックを提供することができる。（極客公園）

e スポーツ・ゲーム動画ストリーミングの「Huya（虎牙）」、Tencent（騰訊）からアプリプロバイダを買収（12月25日）

SEC（米国証券取引委員会）に提出された書類によると、e スポーツ・ゲーム動画ストリーミングの「Huya（虎牙）」は Tencent（騰訊）が運営するグローバル・モバイルアプリ・サービスプロバイダの株式100％を現金対価8,100万米ドルで買収することで合意した。Huya はこの書類の中で、具体的にこの買収がどの社のことを指しているのかを明らかにしていない。

今回の売却は、Tencent がコスト削減の一環としてアニメとコミック事業をデジタル出版社 Yuewen Group（閲文集団）に売却した数週間後に行われた。今回の買収は、「Huya の国際市場におけるゲームアプリケーションの宣伝・配信能力を強化する」ことが期待される、と同社は述べている。（虎牙）

【via TechNode】 @technodechina

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