腸内フローラ解析のサイキンソー、シリーズD延長調達——日東紡績、日本海ラボ、フジ日本精糖から

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昨年発売が開始された「Mykinso Food」第一弾の「酪酸菌を増やすバー
Image credit: Cykinso

腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を提供するサイキンソーは1日、シリーズ D のエクステンションラウンドで資金調達したと発表した。日東紡績(東証:3110)、日本海ラボ、フジ日本精糖(東証:2114)が参加した。2023年7月に明らかにしていたシリーズ D ラウンドでは約8億円を調達したと明らかにしていたが、今回のエクステンションラウンドを受けて、シリーズ D ラウンド全体の調達額は約11.5億円に達した。創業以来の累積調達額は26.5億円に達したとみられる。

サイキンソーは「細菌叢で人々を健康に」という企業理念のもと、個人の腸内フローラデータに基づいたパーソナライズドソリューションの開発・提供に注力している。今回の資金調達により、同社は個々人の腸内環境に合わせたパーソナライズドソリューションの拡充、腸内フローラによる各種疾患の早期発見・対策に関する研究開発、さらには新事業領域への参入を見据えた研究開発を強化する方針だ。

同社は2023年7月に健康食品ブランド「Mykinso Food」の提供を開始するなど、検査後のソリューション充実に向けた展開を加速させている。また、トップアスリートや経営者向けに、個別化されたコンディショニング支援サービスも提供しており、幅広い層に向けたサービス展開を進めている。同社では、個人単位ではなく地域などより大きな単位で、人々が自然と健康的な生活を送れるよう環境を整える「0次予防」の概念に基づき、個人の健康だけでなく、社会全体の健康増進に貢献することを目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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