世界初、ドローンが居場所を追跡してくれる紛失防止Bluetoothタグ「SkyTag」

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PCや家の鍵、財布など失くしたくない大事なものに貼り付けてスマートフォンから追跡可能にするBluetoothタグは様々なメーカーから商品化され数多く販売されているが、このSkyTagは世界初のドローンで追跡が可能なBluetoothタグだ。

SkyTagは現在クラウドファンディングサイトのIndiegogoで資金調達中、25ドルで1個、99ドルで10個のSkyTagを手に入れることができる。

スマートフォンから距離が離れて追跡不可になってもSkyNetドローンがタグを見つけ出してくれる。

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スマートフォンの代わりにタグを追跡してくれるドローンは、すでに市場に出ており実績のあるDJIのSpreading Wings S1000が使われる。

BluetoothのデバイスにはUUIDが紐づけられ、4Gネットワーク上の独自データベースにUUIDが送られ、ドローンはそれを参照する。ユーザーがSkyTagが貼られたモノを紛失した時に、そのUUIDにフラグが立ち、ドローンはそのUUIDを探し出し、GPS情報を付け加えてユーザーに通知する仕組み。

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ドローンは 2015年までにサンフランシスコ、オースティン、パリ、シアトル、ロンドン、ボストンの6都市で展開予定。残念ながら日本の都市でSkyTagのドローンネットワークが構築される予定は無さそうだ。

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Bluetoothタグとしての使い方はシンプルで、PCや家の鍵、財布などに取り付け、スマートフォンアプリからそのモノがどこにあるか追跡できる仕組み。

BlueTooth LEを搭載しているのでバッテリー持ちも良く、約3センチ四方、5㎜の厚さでサイズも小さい。スピーカーもついているので、タグから音を鳴らして失くしたものを簡単に探すことも可能。完全防水のため、雨に濡れて壊れてしまうということも無いとのこと。

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