3D Systemsの新3Dプリンター「Cube 3」と「CubePro」がプレオーダー開始

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3D Systemsの新シリーズの3Dプリンター「Cube 3」と「CubePro」がプレオーダーをスタートした。出荷は3〜4週間後、6月中旬に届く(米国)。

家庭やオフィスに気軽に導入できる廉価版の「Cube 3」は、価格は約12万円。デュアルフィラメントシステムで、PLA樹脂またはABS樹脂のフィラメントを2つ装着できるように。これまで単色の出力だったCubeだが、2色で出力できるようになった。

加えて両素材ともに色が20種類以上用意されており、素材は交換が容易なカートリッジ式で提供される。

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作成可能な物体の最大サイズは15.25 x 15.25 x 15.25 cm、1層あたりの厚さ(積層ピッチ)は最小75μm (0.075mm)。Cube 3はWindowsまたはMac付属ソフトで操作できるほか、iOS・AndroidのCubifyアプリを利用し、Wi-FiまたはBluetooth経由での出力にも対応。また3D データを保存したUSBメモリを直接挿して出力することも可能だ。

Cube 3の本体サイズは33.5 x 33.8 x 28cm。重さ7.7kg (ともにカートリッジ込み)。

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プロシューマ向けモデル「Cube Pro」も同じくプレオーダー開始、価格は約30万円。最大3色の同時印刷が可能で、複数種類の素材の同時印刷にも対応。

積層ピッチはヘッド数によって異なるが、1ヘッドで75μm、2ヘッドで200μm、3ヘッドで300μm。出力可能な物体の最大サイズは27.5 x 26.5 x 24cm。

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本体サイズは57.8 x 57.8 x 59.1cmで、重さは36kg〜38kg(ヘッド数によって異なる)。Cube 3と同様、WindowまたはMac付属ソフト、モバイルアプリからWiFi経由の他、USBメモリからデータを送る。

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