中国ではどんなことをするにせよ、競争は常に過酷だ。あなたがライバルたちと競争する上でもっとも重要な要素はスピードであり、言い換えると速い開発、迅速な実行、効率的なマーケティングが必要ということになる。 8月にお伝えしたように、QFPay(銭方支付)は米Squareのようなモバイル決済サービスを提供する始めてのサービスだったが、まだ一般に提供されていない。
99Bill(快銭)のKuaishua(快刷)がそれに続く2番目のサービスだが、まだ公式に提供すると発表されていない。そして今回3番目に名乗りをあげたのが、深圳に本拠を置くYeahka(楽刷)である。重要なのは正式にサービス提供が開始されたということだ。
Yeahkaのソリューションは、Squareと同様に正確なものである。カードリーダーは端子をオーディオジャックに差し込み使用する。その値段は9.8元(1.5ドル以下)で現在販売されている。アプリケーションはアンドロイドとiOSでも利用可能である。中国工商銀行と中国建設銀行の2つの銀行のみ利用ができる。Webサイトではすぐに複数の銀行と取引が可能になるとしている。
YeahkaのWebサイトの説明によると、そのソリューションを使うことでTenpay(財付通)(Tencent経営のペイメントゲートウェイ)のアカウントへ携帯のクレジットやデポジットマネーをつぎ足すことができ、ゲームのカード用クレジットが買える。また、ユーザーはYeahkaのサイトにログインすると取引履歴を確認できる。
そのカードリーダーを買って試してみたい。
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