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イーロン・マスク氏のNeuralink、チップを脳に埋め込んだ豚を使い技術開発の進捗状況を披露

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カリフォルニア州フリーモントにある Neuralink 本社からオンラインでストリーミングされたカンファレンスの中で、Elon Musk 氏が出資する同社の科学者たちが進捗状況のアップデートを行った。今から1年以上前、ブレイン・マシン・インターフェースを作ることを目標に2016年に設立された Neuralink はそのビジョン、ソフトウェア、移植可能なハードウェア・プラットフォームを最初に明らかに…

Neuralink の外科手術ロボットのコンセプトイメージ
Image Credit: Woke Studios

カリフォルニア州フリーモントにある Neuralink 本社からオンラインでストリーミングされたカンファレンスの中で、Elon Musk 氏が出資する同社の科学者たちが進捗状況のアップデートを行った。今から1年以上前、ブレイン・マシン・インターフェースを作ることを目標に2016年に設立された Neuralink はそのビジョン、ソフトウェア、移植可能なハードウェア・プラットフォームを最初に明らかにした。この日議論されたことのほとんどは驚くべきものではなかったが、新型コロナウイルスの感染拡大が Neuralink の目標に向かって歩みを進めることを妨げていないことを明らかにしてくれた。

Neuralink のプロトタイプは、一度に多くのニューロンからリアルタイムの情報を抽出することができる、と Musk 氏はストリーミングで繰り返し述べた。ライブデモでは、豚の脳からの読み取った値が画面に表示された。豚が鼻で物体に触れると、Neuralink の技術(2ヶ月前に豚の脳に埋め込まれた)によって捕捉されたニューロンがテレビモニター上に視覚化された。それ自体は斬新ではないものの(KernelParadromics など多くの企業も、頭蓋骨の中にある脳読み取りチップを開発している)、Neuralink はミシン式の手術ロボットを使って、組織に挿入された曲げ折り可能なセロハンのような導電性ワイヤーを活用してい点でユニークだ。Musk 氏によると、7月に「Breakthrough Device」の指定を受け、FDA(米国食品医薬品局)と協力して麻痺者を対象とした将来の臨床試験に取り組んでいるという。

Neuralink の共同創立者である Tim Hanson 氏と Philip Sabes 氏は、ともにカリフォルニア大学サンフランシスコ校出身で、カリフォルニア大学バークレー校教授の Michel Maharbiz 氏と共同でこの技術を開発した。Musk 氏はこの日デモしたバージョンを「V2」と呼んでおり、昨年発表されたものよりも改善されている。Musk 氏は、全身麻酔を使わずに1時間以内に人間の脳内に埋め込むことがいつか可能になると確信している。彼はまた、患者が Neuralink のアップグレードや使用中止を希望する場合は、簡単に除去することができ、永続的な損傷を残すこともない、とも語った。

V2

Neuralink はミシンのデザインに関し、サンフランシスコに拠点を置くクリエイティブデザインコンサルタント会社 Woke Studios と協業した。Woke は1年以上前に、Neuralinkが2019年に発表した耳の後ろに配置するコンセプトモデルで Neuralink と協業を始め、2社はその後まもなく手術用ロボットのために再提携した。

Woke のヘッドデザイナーである Afshin Mehin 氏は、このマシンで脳の全体を見ることができると VentureBeat に電子メールで語った。

デザインのプロセスは、Woke Studios のデザインチーム、Neuralink の技術者、手術そのものについてアドバイスを与えてくれる一流の外科コンサルタントとの緊密なコラボレーションだった、

我々の役割は、特に、手術を行うことができる既存の技術を活用し、医療アドバイザーからのアドバイスや、この種の機器の医療基準に照らし合わせて、脳移植を行うことができる、威圧感のないロボットを作成することだった。(Mehin 氏)

マシンは3つのパーツで構成されていル。自動化された手術器具と脳スキャンカメラとセンサーを収容する「マシン頭部」に患者の頭蓋骨を固定する。最初に装置が頭蓋骨の一部を取り除き、術後に元の位置に戻す。その後、コンピュータビジョンのアルゴリズムは、血管を避けながら、5ミクロンのワイヤーと絶縁体の束を含む針を脳内に6ミリ誘導する。(Neuralink によると、このマシンは技術的には任意の長さに穴を開けることができるそうだ)。これらのワイヤー(人間の髪の毛(4〜6μm)の直径の4分の1)は、異なる場所と深さで一連の電極にリンクする。最大容量では、マシンは毎分192個の電極を含む6つのスレッドを挿入することができる。

マシンの頭部の周りに磁石で取り付けられバッグは一回使い切りによって無菌性を維持し洗浄が可能、また内側のファサード取り付けられたウイングにより、挿入中に患者の頭蓋骨が所定の位置に保つ。マシンの「本体」は全体構造の重量を支えるべくベースに取り付けられているが、本体にはシステム動作を可能にする他の技術を内包している。

Mehin氏 は、プロトタイプが診療所や病院で使用されるかどうかについての質問には答えなかったが、このデザインが広範囲 での使用を意図したものであると指摘した。

エンジニアとして、我々は何が可能かを知っているし、設計の必要性をわかりやすく伝える方法を知っている。また、Neuralink のチームは、我々が実行可能で非常に複雑な回路図を送ることができる。我々は、これが研究室の外でも、あらゆる数の臨床環境でも通用する設計であると考えている。

Link

昨年 Neuralink が詳述したように、試験用に設計された最初の脳内インターフェース「N1(別名「Link 0.9」)には、ASIC(特定用途向け集積回路)、薄膜、密閉基板が含まれており、最大1,024個の電極と繋ぐことができる。最大10個の N1/Link インターフェースを脳半球に配置でき、最適の状態では、少なくとも4つの脳の運動野と1つの体性感覚野に配置することができる。

Musk 氏は、2019年に示されたコンセプトと比較して、インターフェースが劇的に簡素化されたと語った。もはや耳の後ろに置く必要はなく、大きなコインサイズ(幅23ミリ、厚さ8ミリ)になり、電極が必要とするすべての配線はデバイス本体の1センチ以内に収まった。

ニューラルチップのプロトタイプを手にする Elon Musk 氏
Image credit: Neuralink

デモの間、チップをインプラントされた豚(名前は Gertrude)は、檻の中でハンドラーと戯れていた。その隣の檻には、別の豚が2頭いて、そのうちの1頭にはチップがインプラントされ後に除去された。3頭目の豚は比較対象のためのもので、チップはインプラントされ他ことがない。豚は硬膜と頭蓋骨の構造が人間に似ており、ランニングマシンの上を歩くように訓練することができ、その他の実験に役立つ活動を行うことができる、と Musk 氏は説明した。Neuralink がマウス、サルに続いて、3番目にインプラントを受ける動物として豚を選んだのはそういう理由からだ。

電極は、検出された神経パルスを、人間に埋め込まれた現在のシステムよりも約15倍優れた、最大1,536チャンネルの情報を読み取ることができるプロセッサに中継する。これは科学研究や医療用途の基準を満たしており、ベルギーの競合 Imec の技術「Neuropixels」よりも潜在的に優れており、何千もの別々の脳細胞から一度にデータを収集することができる。Musk 氏によると、Neuralink の商用システムは、96本のスレッドを介して1アレイあたり最大3,072個の電極を搭載する可能性があるという。

インプラントからのデータを使い、AI が豚の四肢の動きを予測
Image credit: Neuralink

インターフェイスには、慣性計測センサー、圧力センサー、温度センサー、電磁誘導で充電可能な1日間持続可能なバッテリー、デジタルビットに変換される前に神経信号を増幅してフィルタリングするアナログピクセルが含まれている(Neuralink は、アナログピクセルは、既知の技術状態の少なくとも5倍の大きさであるという)。1つのアナログピクセルは、10ビットの分解能で毎秒2万サンプルの神経信号を捕捉することができ、その結果、記録された1,024チャンネルごとに200Mbpsの神経データを得られる。

信号が増幅されると、それらは、神経パルスの形状を直接的に特徴づけるオンチップのアナログ/デジタル変換器によって変換され、デジタル化される。Neuralink によると、N1/Linkが入力された神経データを計算するのにかかる時間はわずか900ナノ秒だという。

2019年のカンファレンスで披露された、Neuralink のセンサー「N1/Link」
Image credit: Neuralink

N1/Link は、皮膚越しに Bluetooth で最大10メートル離れたスマートフォンにペアリングされる。Neuralink によれば、インプラントは最終的にアプリで設定可能になるそうで、患者はボタンを制御し、コンピュータのキーボードやマウスにスマートフォンからの出力をリダイレクトすることができるようになるかもしれない。この日のカンファレンスで再生されたビデオの中で、N1/Link は 高精度 で豚の四肢の位置を予測するアルゴリズムに信号を供給する様子が映し出された。

Neuralink の高尚な目標の一つは、四肢麻痺者が毎分40語でタイピングできるようにすることだ。最終的には、Neuralink のシステムが、人間が人工知能ソフトウェアと連携することを可能にする、Musk 氏の言う「デジタル超知能(認知)層(digital super-intelligent [cognitive] layer)」を作るために使われることを彼は期待している。彼によれば、1つの N1/Link センサーで何百万ものニューロンに影響を与えたり、書き込んだりすることができるという。

潜在的な障害

高解像度のブレイン・マシン・インターフェース(BCI)は、予想通り複雑で、神経活動を読み取って、どのニューロン群がどのタスクを実行しているかを特定できなければならない。埋込型の電極はこれに適しているが、昔からハードウェア上の制約から、電極が脳の複数の領域に接触したり、干渉する瘢痕組織(治癒過程の組織)を生成したりする原因となっていた。

しかし、小さな生体適合性電極の出現により、傷跡を最小化し、細胞群を正確にターゲットできるようになった(耐久性については疑問が残るが)。そして以前と変わらないのは、それぞれの神経プロセスについての理解が不足していることである。

Neuralink の機能
Image credit: Neuralink

前頭前野や海馬などの脳領域で脳活動が分離されることは稀だ。その代わり、脳活動は脳のさまざまな領域にまたがって起こるので、部位特定が難しい。さらに、神経の電気的インパルスを機械で読める情報に変換するという問題があるが、研究者たちはまだ脳のエンコーディングを解明できていない。視覚中枢からのパルスは、音声を形成するときに発生するものとは異なり、信号の発生源を特定することが困難な場合もある。

また、Neuralink は、臨床試験のためのデバイスを承認すべく規制当局を説得する必要がある。ブレイン・コンピューター・インターフェースは医療機器とみなされ、FDA からのさらなる同意が必要で、これを得るには非常に手間がかかる可能性がある。

おそらくこれを見越してか、Neuralink はサンフランシスコに独自の動物実験施設を開設することに関心を示しており、同社は先月、電話やウェアラブルの経験を持つ候補者の求人情報を公開した。Neuralinkは2019年、動物の手術を19回行い、約87%の時間でワイヤーの配置に成功したと主張している。

これからの道のり

これらのハードルは、90人以上の従業員を擁し、Musk 氏からの少なくとも1億米ドルを含め、1億5,800万米ドルの資金援助を受けている Neuralink を落胆させてはいない。しかし、STAT News が「混沌とした社風」と題した記事が、この課題を悪化させている可能性がある。Neuralink のスポークスパーソンは、New York Post の問い合わせに対してこの記事に回答し、STAT の調査結果の多くは「部分的または完全に虚偽のもの」であると述べた。

Neuralink は、電極を挿入するには、最初は頭蓋骨に穴を開ける必要があると考えているが、近いうちにはレーザーを使用し、一連の小さな穴で骨に穴を開けることを期待している。

これは、一見するとそれほど遠い話ではないように思えるかもしれない。コロンビア大学の神経科学者は、脳波を認識可能な音声に変換することに成功した。カリフォルニア大学サンフランシスコ校のチームは、脳を利用して人間の発声をシミュレートできる仮想の声道を構築した。2016年には、脳インプラントによって、切断手術を受けた人が義手の指を自分の考えで動かせるようになった。また、実験的なインターフェースにより、サルが車いすを操作したり、頭の中だけで1分間に12文字を入力したりすることが可能になった。

私は、発売時には、この技術はおそらく……かなり高価なものになるだろうと思う。しかし、価格は急速に下がるだろう。

手術を含めて……価格を数千ドル程度に抑えたい。レーシック(目の手術)と同じようなことが可能になるはずだ(Musk 氏)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

イーロン・マスク氏、宇宙空間からのツイートに成功

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ピックアップ:The satellites will work in tandem with ground stations that receive and convert the signal ニュースサマリー:SpaceX CEOのイーロン・マスク氏は火曜日、同社が開発する宇宙インターネット「Starlink」の衛星回線を通したツイートに成功した模様。本人も驚いていることから、実験的に投稿さ…

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ピックアップThe satellites will work in tandem with ground stations that receive and convert the signal

ニュースサマリー:SpaceX CEOのイーロン・マスク氏は火曜日、同社が開発する宇宙インターネット「Starlink」の衛星回線を通したツイートに成功した模様。本人も驚いていることから、実験的に投稿されたツイートだったことが伺える。

Starlinkのプロジェクト概要は、「宇宙空間に無人小型衛星を3万機飛ばし、地球を覆い尽くした上で、それらの小型衛星を通してブロードバンド通信を地上に提供する」というもの。

<参考記事>

今年5月、既に最初の60機の打ち上げには成功しており、今回のツイートは周回軌道に乗っている60機による通信を介して投稿されたものである。

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話題のポイント:Starlinkによるインターネットは、現在十分な通信速度や回線が担保されていない地域までカバーできるとされています。

これまで「Facebook」や「Google」が“世界中にインターネットを提供する”という構想でいくつかプロジェクトを立ち上げた過去がありますが、“宇宙から”のアプローチは、当面SpaceXにしかできない独自の打ち手でしょう。

また、60機の小型衛星の打ち上げ成功後、Starlinkはその衛星数を1万2,000から倍以上の3万に変更すると発表しています。

未だ追加で提案されている1万8,000機分は、アメリカ連邦通信委員会(FCC)の承認を受けてはいません。しかし、現在周回軌道に乗っている60機と今後数ヶ月・数年内に打ち上がる数百機のパフォーマンスが順調であれば、承認を簡単に受けることができると推測できます。

Starlinkの低コストなインターネット・インフラは世界を変えるでしょうか。絵空事のようなビジョンを持つまだ始まったばかりのプロジェクトではありますが、SpaceXなら可能なのではないかとも期待してしまいます。今後もその動向に注目していきたいと思います。

SpaceXが描く「宇宙インターネット構想」Starlinkの全貌とは

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ピックアップ:SpaceX raises over $1 billion through two funding rounds ニュースサマリー:ここ半年、イーロンマスク氏率いる米国の宇宙ベンチャー「SpaceX」の異常な調達劇が続いている。 2018年の11月にはBank of Americaからデットで2億5000万ドル、同年12月に英国の投資企業ベイリー・ギフォードからシリーズJラウンドで4…

2019-06-16 11.16.04

ピックアップSpaceX raises over $1 billion through two funding rounds

ニュースサマリー:ここ半年、イーロンマスク氏率いる米国の宇宙ベンチャー「SpaceX」の異常な調達劇が続いている。

2018年の11月にはBank of Americaからデットで2億5000万ドル、同年12月に英国の投資企業ベイリー・ギフォードからシリーズJラウンドで4億8600万ドルを調達。そして2019年5月24日に新たなベンチャー・ラウンドでの5億3500万ドル調達を公表している。

これら調達の目的は主に宇宙ブロードバンド計画である「Starlink」へのリソース投入のためだ。Starlinkとは、地球を取り巻く宇宙空間に約2万機の小型衛星を配置し、それらの衛星からインターネット通信を提供するというこれまでに類を見ないプロジェクトのことである。

5月23日19時30分、Starlinkプロジェクトのはじめの一歩として、60基のStarlink用小型衛星を積み上げたFalcon9(SpaceXの主力ロケット)の打ち上げに成功した。以下の動画をご覧いただきたい。60基の衛星が宇宙空間へと旅立つ姿は、まるで銀河鉄道のうように美しく、魅力的だ。

credit : Marco Langbroek

話題のトピック:「新しいインターネット提供システムを作るために、宇宙に1万2000の小型衛星を飛ばし、そこから地球全体に通信を配給する」。そう聞いても、話があまりに現実世界とかけ離れているため、実感も分かなければ、にわかには信じがたいというのが筆者の第一印象でした。

そして実際にそう思われている読者の方も少なくないと考えています。そこで、本記事でStarlinkプロジェクトに使われている衛星・ロケットの仕組みや、直近のターゲット市場など、できる限り詳しいところまで解説します。なお、ここからは主にspaceflightnowの情報を参照した文章となります。

Starlinkの衛星は、非常にコンパクトに設計されており、なんと重さはわずか227kgしかありません。見た目は下記画像の通りで、翼のような1枚の太陽光パネルを広げ、エネルギーを獲得しながら、約4~5年地球の周りを周回し、やがて大気によって焼却されます。

2019-06-16 09.36.35
credit : Starlink

特徴はその重さ故に、低高度の軌道を確保している点です。軽さ故に地球の重力の力を受けづらく、低い高度でも正常に軌道を確保し続けることが可能です。通常の人工衛星は高度1000kmの軌道に沿っていますが、Starlinkの衛星は500km圏を保ちます。

地球に近いということはすなわち通信を地球に届けやすくなるという意味ですので、インターネット提供の低コスト化を実現しているということです。

そして高度が低いことによるもう一つのメリットとして、デブリ(宇宙ゴミ)の排出軽減があります。役目を終えたStarlink衛星は、いずれ大気圏に突入し燃え尽きます。その際、もともと低高度・コンパクトという特徴を持ったStarlink衛星は、一般的な人工衛星よりも早い段階で大気圏に入り、確実に燃えるきるようにできているため宇宙・地球環境に優しいのです。

では、これらの衛星を60機も積み上げて、宇宙の軌道に運び込んだロケットとはどんなものなのでしょうか。それがFalcon9という、SpaceXが独自に開発した着陸機能を搭載した新型ロケットです。以下は2016年のFalcon9の着陸時の映像ですが、打ち上がったロケットが、まるで逆再生かのように綺麗に着陸しています。

Starlink衛星60基は、このFalcon9の中に格納されていたのです。以下はFalconの中に敷き詰められた60基のStarlink衛星です。Falcon9はこの打ち上げ後も正常に着陸することができたと言います。一般的にロケットは使い捨てであり、ゴミが海に落ちたりといったデメリットがあります。衛星だけでなく、SpacaXはロケットもエコにできているようです。

スクリーンショット 2019-06-16 12.11.34.png
credit : Elon Musk

SpaceXは、2019年内に2~6回の打ち上げを想定しており、2020年にはそのペースを加速させ、計720基ほどの衛星を周回軌道に載せることを目標にしています。spaceflightnowによれば次の6回の打ち上げが終わり次第、アメリカ北部及びカナダでのサービス提供を計画していると言います。ちなみに、同社はすでにアメリカ連邦通信委員会(FCC)の承認を受けてプロジェクトを実施しているとのことです。

Spaceflowの記事のなかで、イーロンマスクは以下のようにコメントしています。

Starlinkは、SpaceXのさらなるロケット・宇宙船開発のための資本を生み出す手段であり、火星や月に自立したコミュニティを作るための鍵となるステップです。私はStarlinkで得た利益を宇宙船開発に繋げることができると信じています。

この発言からも、イーロンマスク にとってのStarlinkプロジェクトは、彼が以前から掲げている人類火星移住計画の通過点に過ぎないということが伝わってきます。

SpaceXが創業したのは2002年であり、今年で創業17年を迎えるということになりますが、思えば同社は国家の独占領域であったロケット事業を民間で初めて成功させた企業です。

その創業者であるマスク氏はその後電気自動車やハイパーループといった革新的な事業をいくつも立ち上げた実績を持っています。したがって、今回のStarlinkプロジェクトが軌道に乗り始めるのも、案外時間の問題なのかもしれません。

SXSW 2018 Interactive現地レポート——ドイツのプレゼンス強し、イーロン・マスク兄弟が登場、井口尊仁氏が新製品「Transparent」を披露

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 本稿は、SXSW 2018(サウスバイサウスウエスト 2018)の取材の一部である。 SXSW Interactive がテキサス州オースティンで始まった。この街に来るのは、もはや帰って来た感さえある(そして、イベント半ばでこの街を後にするときには、後ろ髪を引かれる思いを禁じ得ない)。バンコクで別の仕事があったので、現地入りできたのは SXSW Interactive の2日目だったのだが、こ…

本稿は、SXSW 2018(サウスバイサウスウエスト 2018)の取材の一部である。

SXSW Interactive がテキサス州オースティンで始まった。この街に来るのは、もはや帰って来た感さえある(そして、イベント半ばでこの街を後にするときには、後ろ髪を引かれる思いを禁じ得ない)。バンコクで別の仕事があったので、現地入りできたのは SXSW Interactive の2日目だったのだが、これまでに見聞きできた内容の一部をまとめてみた(文中の日付はすべて現地時間)。

Panasonic House

Sylphid

目抜き通り 6th St. にあるバー Parkside を例年借り切って開かれる Panasonic House では、同社の新規事業「Game Changer Catapult」から、歯に関する製品がいくつか展示されていた。水と二酸化炭素を使った歯をホワイトニングできる「Sylphid」という歯ブラシは、好みのフレーバーのついたカートリッジをセットして使う。化学物質を使っていないので生体にかかる負担が無い。機能としては即効性があることも確認できているが、商品化はまだ少し先のことになりそう。

Sylphid

こちらは同じく、Panasonic が開発しているペットのための IoT 歯ブラシ「Pecoral」。将来的には、Pecoralや他のペット用 IoT デバイスから集めたライフログデータを活用して、消耗品の自動配達、ペット保険の紹介、しつけ教室の紹介など、飼い主やペットに最適な商品やサービスを提供していく予定だという。

Pecoral

Ofo(小黄車)のソーシャルバイクシェアリング?

Ofo(小黄車)の〝動くバー〟

昨年アメリカに進出したバイクシェアリングの Ofo(小黄車)は、移動式のバーを街中で走らせていた。各席を見ると、ペダルがついているがわかる。どうやらペダルを漕ぐと発電され、皆の力でこの車を動かすことができるらしい。Ofo ではこの移動方法をソーシャルバイクシェアリングと呼んでいた。プロモーションとしては最高だが、実用性はよくわからない。

ドイツのプレゼンス

トレードショーに出展されたドイツパビリオン

Austin Convention Center の中で開催されているトレードショーで、今回最も目立っている国はドイツではないだろうか。スタートアップのみならず、ドイツの中小企業のブースが数多くひしめき合う。ダウンタウンにある BARRACUDA というバーは、イベント期間中「GERMAN HAUS」と名を変え、連日朝から夜までドイツのピッチイベントやトークセッションが開催されている。

GERMAN HAUS @ BARRACUDA。ドイツのイベント会場だが、振舞われるのは地元テキサスのビール「ローンスター」

朝の9時台から無料でビールが振舞われているのは、オースティン広しと言えど、ここだけではないだろうか。GERMAN HAUS の最終日には、ドイツではなくオーストリアのスタートアップや政府の企業支援組織 Advantage Austria がイベントを広く模様。もはや、ドイツがオーストリアを侵食している感じ。

日本パビリオン

日本パビリオン

日本のブースも見てみよう。日本パビリオンで、最も目立つ場所にブースを確保するのは電通である。今年は、4つほどのコンセプトプロダクトが展示されていたが、中でも目立っていたのは「Sushi Teleportation」と「Lunavity」だ。

Sushi Teleportation

Sushi Teleportation は食べ物の構成要素を分析し、それをデータベース化し、そのデータを送信することで、場所を問わずに食べたいものが食べられるというコンセプトだ。フードレプリケーターが実現すれば、名店の寿司屋の板前が握った寿司を、科学的に再現することは可能になる。TEX-MEX 料理が幅を利かせるオースティンで、ミシュランの五つ星の寿司屋の寿司が食べられる日も近いかもしれない。

Lunavity

Lunavity は、重力を無効化する(Luna という接頭語がついているところから想像すると、地球の6分の1の重力である月の状態を再現しようということかもしれない)パワードスーツだ。コンピュータ制御の16個のローターによって、驚くほどの跳躍力を手に入れられるというもの。こちらもコンセプト展示なので、実際に商品化された製品を試せるのは、まだ先のことになりそう。

AI SILK

シルクそのものを染色の技法で導電性繊維にする「AI SILK」。着衣そのものがセンサーになるので、医療用電極をつけたときの不快感や炎症の問題が解消できる。そのまま洗濯することもでき、洗濯を繰り返しても機能性がほとんど劣化しないのが特徴。リハビリやエクササイズにおけるバイタルデータ取得などでの用途が期待できる。東北大学工学研究科のバイオロボティクス分野からのスピンオフスタートアップだ。

DOKI DOKI の井口尊仁氏(右)と、Transparent の開発を支援する ISID アメリカの藤森一矢氏(左)

Doki Doki の井口尊仁氏は、SXSW にあわせて新プロダクト「Transparent」を出展した。Doki Doki はかねてから、音声をコミュニケーションの媒介として使う「Ball」を提供しているが、Ball が音声の入力側の表現方法であるとすれば、Transparent は音声の出力側の表現方法と考えればわかりやすいかも。コミュニケーションをする上では、音声でのやりとりが最もストレスがかからずラクだ(事実、こうして文章を書くのは大変で、忙しい物書きは口述筆記に頼ったりする)。

しかし、音声ではディテールやリファレンス情報を伝えることができない。メッセンジャーやメールでのやり取りでは、リファレンス情報として URL を付記することが常態化しつつある昨今、会話の中に同じようなエクスペリエンスを取り込もうというのが Transparent の試みだ。話している言葉を音声認識し、そのコンテキストに見合った情報を画像などのわかりやすい形で画面に表示されるもの。相手が言ったことがわからず、スマートフォンで調べ物をする必要性はへらせられるかもしれない。現在はプロトタイプだが、数ヶ月後にはβ版を試すことができそうだ。

SXSW Accelerator

SXSW ACCELERATOR 表彰式

11日(日)の夜には、パネルセッションなどと並行して、バーティカル別に予選が開かれていた SXSW Accelerator のデモデイと優勝者の表彰が開かれた。イーサネット発明者にして、現在テキサス大学オースティン校でイノベーション分野の教鞭をとる Bob Metcalfe 氏と、彼の妻で、自身も同大学同校で食品分野のイノベーションイニシアティブ「Food+City」のディレクターを務める Robyn Metcalfe 氏がプレゼンターに招かれた。

AR & VR、Health & Wearable、Payment & FinTech、Social & Culture、Enterprise & Smart Data、Entertainment & Content、Hyper-Connected Communities、Security & Privacy、Sports & Performance、Transportation の10部門について、それぞれの優勝者、また、ベストブートストラップ、ベストショー、スピードピッチの優勝者に、それぞれ賞金4,000ドルが送られた。部門別優勝者の詳細については、このページで閲覧することができる。

Elon Musk & Kimbal Musk

左から:Elon Musk、Kimbal Musk
Image credit: SXSW Media

Elon Musk は、10日(土)に開かれたパネルセッションに登壇したが、急遽、11日(日)に参加者の質問に答えるカジュアルなトークセッションが組まれ、お昼過ぎの開演にも関わらず、参加者は朝早くからチケット待ちの長い列を作った。

SpaceX、Tesla、Neuralink など複数の企業の業務の優先順位はどのようにつけているのか、日常は何時間くらい寝ているのか、火星に行けたら何がしたいか、など多様な質問が寄せられた。一連の内容については録画が公開されているので、そちらを参照してほしい。

セッションの最後には、Elon Musk の弟で自身も起業家の Kimbal Musk が登場。映画 Three Amigos(邦題:サボテン・ブラザーズ)の挿入歌 My Little Buttercup を Kimbal が演奏、観客が歌をうたい、それにあわせて Elon が踊るという一幕で会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

イーロン・マスク氏、今週末に SpaceX にてハイパーループの「ポッドレース」を開催

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イーロン・マスク氏はまだ真空管を通して30分でサンフランシスコからロサンゼルスまで人を飛ばすという、自身の商業用ハイパーループのアイデアを実現するには至っていない。 しかし同氏が運営する火星行きを計画中の企業「SpaceX」では学生と個人として参加しているエンジニアたちが「機能的なハイパーループ・プロトタイプの開発促進」に挑戦している。 マスク氏は2年前、1マイルのテストトラックを建設する計画を発…

Image Credit: SpaceX

イーロン・マスク氏はまだ真空管を通して30分でサンフランシスコからロサンゼルスまで人を飛ばすという、自身の商業用ハイパーループのアイデアを実現するには至っていない。

しかし同氏が運営する火星行きを計画中の企業「SpaceX」では学生と個人として参加しているエンジニアたちが「機能的なハイパーループ・プロトタイプの開発促進」に挑戦している。

マスク氏は2年前、1マイルのテストトラックを建設する計画を発表しており、SpaceX の本社横にあるトラックはもう準備が整っているようだ。同社は昨年に約束した通り、今週末に「ハイパーループポッドレース」を開催する予定だという。

例えばこんな感じだろうか?

こんな感じの中になってるのだろうか?

マスク氏のハイパーループのアイデアを実生活に投入するのは馬鹿げた話だと幾つかの企業は非難している。しかし、この競争については結果的に多くの人たちにとってやや現実味のあるものになるかもしれない。

SpaceX は「ここで得られた知見は引き続きオープンソースとなる」と語っており、SpaceX は今回に続いてこの夏に2回目のイベントを開催する予定でそちらは「最大スピード」を特に重視しているという。

2回目も引き続き学生に向けて開放される予定だ。

【原文】

【via VentureBeat】 @VentureBeat

イーロン・マスク氏率いるSpaceX、人類を火星へと運ぶ惑星間輸送システムを公開

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今後10年で人間を火星に送るという Elon Musk 氏の計画は、SpaceX の「惑星間輸送システム」という勿体ぶったような動画の公開によって少し現実味を増したようだ。 これはドラマティックなシミュレーション映像と宇宙的な音楽を合わせたティーザークリップでしかないが、Musk 氏は太平洋標準時の本日(9月27日)午前11時半(東部標準時の午後2時半)に開かれる30分間の記者会見の中で明確な情報…

今後10年で人間を火星に送るという Elon Musk 氏の計画は、SpaceX の「惑星間輸送システム」という勿体ぶったような動画の公開によって少し現実味を増したようだ。

これはドラマティックなシミュレーション映像と宇宙的な音楽を合わせたティーザークリップでしかないが、Musk 氏は太平洋標準時の本日(9月27日)午前11時半(東部標準時の午後2時半)に開かれる30分間の記者会見の中で明確な情報を公開する予定になっている。このプレゼンテーションはメキシコのグアダラハラで開かれる国際宇宙航行連盟(IAF)の国際宇宙会議にて行われる予定だ。

Musk 氏の記者会見の生中継は、こちらと下に埋め込んだビデオで見ることができる。

更新:プレゼンテーションの重要ポイント

    • #1:Elon Musk 氏は「人類を多惑星種に」し、火星に都市を建設したいと考えている。
    • #2:SpaceX の惑星間輸送システムの登場だ。

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    • #3:これが SpaceX が建設しようとしている宇宙船である(比較のために右の点は人間)。

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    • #4:Musk 氏によると、宇宙旅行にかかる費用はアメリカで家を購入するのと同じくらいになるという。

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    • #5:Musk 氏は火星には最終的に30日で到着できるようになればと考えており、宇宙船内にはピザレストランなどを作る計画。
    • #6:火星旅行について「本当に面白いものになる」と Musk 氏。他にも無重力ゲームや映画、レストランなど船内を楽しめるようにしたいとしている。

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    • #7:プロジェクト全体にかかる費用を SpaceX がどうするのかはまだ未定だという。また、Musk 氏はプレゼンテーションにアニメ「サウスパーク」のネタを入れてきた。

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    • #9:最初の旅行は危険を伴うものになるという。Musk 氏は初の旅行者になるなら「死ぬ覚悟はできているか?」と自問する必要がある、と述べた。

太平洋標準時午前11時38分更新:Musk 氏いわく、イベントはまもなく開始するとのこと。

太平洋標準時午後2時10分更新:プレゼンテーションの重要ポイントを追加

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

イーロン・マスク氏曰く「私たちはビデオゲームの中で生きることができるようになる」

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<ピックアップ> Elon Musk says we could all be living in a video game Amazonのジェフ・ベゾス氏が人工知能エージェントの可能性について語り、メアリー・ミーカー女史のインターネット・トレンドが発表され、ハルク・ホーガン訴訟で注目浴びてるゴーカーのニック・デントンCEOが登壇するなど相変わらずの豪華ぶりを発揮しているRecode主…

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Image Credit:recode codeconference

<ピックアップ> Elon Musk says we could all be living in a video game

Amazonのジェフ・ベゾス氏が人工知能エージェントの可能性について語り、メアリー・ミーカー女史のインターネット・トレンドが発表され、ハルク・ホーガン訴訟で注目浴びてるゴーカーのニック・デントンCEOが登壇するなど相変わらずの豪華ぶりを発揮しているRecode主催のCodeconferenceですが、当然ながらこの人もやってきておりました。

イーロン・マスク氏です。

テスラモーターズおよびSpaceXのCEOである彼が登場するからには何か面白いこと言ってくれるんだろうと思ってたら期待通りでしたね。早速名言集がBusiness Insiderにまとまっていました。

想像の遥か上空を飛んでます。

  • テスラのバッテリー工場となるGigafactoryは世界で最大の面積になると思うよ。そうだね「超弩級エイリアン」って感じだ。
  • 人間かい?もうすでにサイボーグだよ。
  • 計画では(火星に)多分、2024年には人を乗せて発射して、2025年には到着すると思うよ。

で、その他に言った話はビデオかBIの記事を見てもらうとしてこれが1番飛んでましたね。マスク氏曰く、私たちの存在は実は高度に進んだ文明によって運営されている仮想的なものになるのだと。いわゆるゲームの世界で生きるというアレです。

仮想空間に存在するために私たちが議論すべき最大のポイントはここなんだ:40年前、私たちは「Pong(※簡単なゲーム)」を手に入れた。2つの長方形とドットだ。そして今、40年後に私たちは仮想的に数百万人が遊んでいる写実的な3Dを手に入れている。仮に全てにおいてある一定の改善割合を想定したとしよう。たとえその割合が今の状況から1000以下に落ちたとしたとしても、おそらくゲームは現実と区別がつかないものになる。

これをどこかのテレビコメンテーターが電波の向こうで言ってたら「また出てきたな」と鼻で笑ってチャンネル変えるところですが、相手はマスク氏です。電気自動車普及させてロケット飛ばした(しかも戻した)男です。

実際、最近出てきたVR関連のヘッドセットは本当に没入感がすごく、体験した方はわかると思いますが、実際に見つめられてる感が半端ないです。あれは人間のそれとほぼ同じです。

ということでマトリックスの世界がもうすぐ近いということですからイメージトレーニングでも始めておくとしましょう。

via Business Insider, Recode

 

不可能にくじけない学生だけが採用されるElon Musk率いるロケット開発会社「SpaceX」のインターンシップ

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<Pick Up> The exciting and grueling life of a SpaceX intern, where you meet Elon Musk and ‘work whatever 80 hours a week you want’ Elon Muskが指揮を執るロケット開発会社「SpaceX」では、毎年700人のインターンを採用する…

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<Pick Up> The exciting and grueling life of a SpaceX intern, where you meet Elon Musk and ‘work whatever 80 hours a week you want’

Elon Muskが指揮を執るロケット開発会社「SpaceX」では、毎年700人のインターンを採用するそう。配属先は、製造、航空電子工芸などさまざま。公式サイトの募集要項には、「不可能にくじけることなく、厳しいスケジュール下でとんでもなくチャレンジングなプロジェクトに携わりたい人」とある。

実際にインターンシップに参加したという学生に取材して書かれた記事をピックアップしてみました。SpaceXのインターンシップについて、その面接から仕事環境、Elon Muskとの接点などいくつかの観点で紹介されています。

まず面接はというと、2度の長時間の電話取材で行われるとのこと。面接を受けた学生によると、質問への回答そのものより、その回答への論理立てが重視される。例えば、「もし、Elonに1週間でこのパーツを100個以上用意してほしいと言われて、メーカーに3ヶ月は必要だと言われた場合にどうしますか?」といった質問があったそう。

効率を重視したハードワークが求められるというSpaceX。インターン生も社員と変わらず、週に80時間以上をコミットすることが求められる。インターンにもそれ相応の対価が支払われるものの、彼らのモチベーションは給与などより 、プロジェクトの大義。宇宙に打ち上げられるハードウェアに携われるチャンスはそうそうないものだから。

また、インターンでも、Elon Muskを含む役員と触れる機会はあるそう。SpaceXがこうしたトップの人材とのQ&Aセッションを設けたりすることで、Elon Muskはインターンにとっても決して遠い存在ではないとのこと。

via. Business Insider

Elon Muskなど億万長者が贈る、事業で成功するための8つのアドバイス

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<Pick Up> 8 smart pieces of advice from Elon Musk and 3 other powerful billionaires テクノロジーを活用して、数十億ドル規模の企業を立ち上げたElon Muskを含む4人の資産家から学ぶ、ビジネスで成功するための秘訣について。もともとはEntrepreneurに掲載されていたものが、Business In…

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<Pick Up> 8 smart pieces of advice from Elon Musk and 3 other powerful billionaires

テクノロジーを活用して、数十億ドル規模の企業を立ち上げたElon Muskを含む4人の資産家から学ぶ、ビジネスで成功するための秘訣について。もともとはEntrepreneurに掲載されていたものが、Business Insiderに転載されていたので紹介します。

ヴァージン・グループを立ち上げたRichard Branson氏といえば、その判断に必ず大きなリスクが伴うほどのリスクテーカーとして知られています。同時に、アイディアをスピーディに改良し、失敗を見極めたら撤退するのも早い。彼が人生の中でも最も大切にしている言葉が、「下落に備える」こと。例えば、航空会社の立ち上げに際しても、ボーイングに航空機を12ヶ月後には返却できるという契約にすることでリスクヘッジを行った。

長期に立った顧客志向を実現し、大きなインパクトを求めるのがAmazonのJeff Bezos氏。彼は、まずは小さい実験からでもアイディアを試すことから始めて、その結果に応じてイテレートし、最良の解にたどり着くまでそれを繰り返し行ってきた。Bezos氏によると、事業が成功するか失敗するかは決して50/50ではない。2014年、自社の株主に対してこう言ってる。

 “Failure comes part and parcel with invention. It’s not optional” (失敗は発明の一部だ。そこに選択肢はない。)

根本的真実を信じて疑うなというのが、Elon Musk氏からのアドバイス。起業家は、周囲から常にダイレクトで批判的なフィードバックを得る努力をすべきだと。ネガティブなフィードバックこそ間違いの特定に繋がり、軌道修正への近道だから。

via. Business Insider

NASAに選ばれた、イーロン・マスク氏のSpaceXが手がける「宇宙タクシー」とは

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<ピックアップ>Elon Musk Just Got $2.6 Billion To Build His Amazing ‘Space Taxi’ — Here’s How It Works via Tech 少年時代にアニメや映画で夢想していた世界というのはこうやって現実のものになっていくのでしょうか。NASA(米航空宇宙局)が次世代の宇宙飛行士輸…

Dragon V2 On Stage (1)
Image by SpaceX

<ピックアップ>Elon Musk Just Got $2.6 Billion To Build His Amazing ‘Space Taxi’ — Here’s How It Works via Tech

少年時代にアニメや映画で夢想していた世界というのはこうやって現実のものになっていくのでしょうか。NASA(米航空宇宙局)が次世代の宇宙飛行士輸送船の開発について9月16日に発表した新たな契約で、ボーイングとSpaceXがその役割を担うことが明らかになりました。金額総額は68億ドルで、ボーイングが42億ドル、SpaceXが26億ドルの割り振りです。

そしてもちろんSpaceXと言えば、先日、テスラモーターズの発表会で来日したイーロン・マスク氏が創業したもうひとつの会社としてご存知の方も多いことでしょう。Paypalでお金のインフラを作った後に電気自動車、ソーラーシティという太陽光発電の会社、そして宇宙船と、ひとり果敢に人類起業家の限界に挑戦し続けてくれております。

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Image by SpaceX

さておき、今回契約に成功した宇宙飛行士の輸送船「Dragon V2」ですが、こちらの記事にどうやって動くのか、分かりやすいアニメーションと説明が掲載されていました。カプセル型の宇宙船ですが、地球に戻ってくる時にはしっかりと逆噴射で降り立つんですね。私は宇宙船は詳しくないので、よくテレビで見たパラシュートで海に落下、という類のものかと思ったのですが完全に未来です。

Dragon V2 Interior
Dragon V2 コクピット/Image by SpaceX

またこれとは全く関係ないですが、NASAが宇宙空間での3Dプリンター実験を開始したというお話もあり、これもまた夢想している世界が一歩近づいてくる予感がします。生産環境としては制約の多い宇宙空間でオンデマンドの供給体制が構築できれば大きな革命になる、というのはよく理解できます。ちなみにこの話題「宇宙兄弟」を全巻読んでる方ならかなり胸熱な話題のはずです。

自動運転車は5、6年で実現するといった超人イーロン・マスク氏ですが、夢想していることを実現している点で起業家として学ぶべきことの多い方だなと改めて思います。