[翻訳News] 中国共同購入の熱狂はクールダウン【レポート】

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国で共同購入サービスのアグリゲーション(訳注:日本のオールクーポンジャパンのようなサービス)トップのTuan800のレポートによると、共同購入熱はついにクールダウンの様相をみせているようだ。4月の状況をみると、Tuan800がデータ集計を開始してはじめて、北京と広州で(売上が)後退した。

北京と広州はそれぞれ1番目と3番目に大きな中国の共同購入市場で、一方2番手の上海もその鈍化する成長に苦しんでいる。

4月の共同購入売上高:3月よりそれぞれ広州25%、北京6%、上海3%下落

ここ数ヶ月間停滞していた広州の4月の共同購入売上は2億7,500万人民元(400万USドル)下げて3月より25%下落。北京の4月売上高は6%下落して76億1,500万人民元(1170万USドル)。上海の4月の売上は66億4,500万人民元(1,000万USドル)で3月より3%下落した。

※訂正:初出時に76億1,500万人民元(1億1700万USドル)と誤記しておりましたが正しくは(1170万USドル)です。

Tuan800の報告によると、先月(4月)新しく立ち上がった共同購入サービスは300に満たない。それは今年3月に新規参入した732事業者と比べるとはるかに少ない。

4月の共同購入売上高のトップは北京、上海、天津

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Source: zixun.tuan800.com

中国のトップ独立系共同購入サイト

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Source: zixun.tuan800.com

激しい競争のさなか、市場から消えていくものもある。

開心団購(Kaixin Deal)や美団網 (Meituan)を含む、複数の大手グループ購入サイトは第3級、第4級都市で地元拠点の閉鎖を始めている。ちなみに4月の段階で中国には4,300を超える共同購入サービスが存在する。

【via Technode】 @technodechina

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