韓国の電子機器企業LGは日本のゲーム開発企業カプコンと契約を結び、LGがアンドロイド携帯向けストリート・ファイターIVの配信独占権を得たという大きなニュースを発表した。
人気あるこのゲームは今年第4四半期にはLGのグローバルアプリサイトに登場する予定で、これまでに最もポピュラーなゲームフランチャイズとして、消費者に興奮と知名度をもたらすことになるだろう。
同社CEOのJong-seok Park博士は、消費者にHDコンテンツを提供する重要性をこのように話している。
当社初のHDスマートフォンの導入準備を進めるにつれ、この携帯の特長を上手く示すHDコンテンツを提供することが重要であった。ストリート・ファイターのHDバージョンは、確実にその目的を満たすであろう。また、LGがまもなく発表するHDディスプレイの技術を見れば、ストリート・ファイターのファンは再びそのゲームで遊びたくなると確信している。
ストリート・ファイターは先日開催された東京ゲームショーで大きく宣伝され、ストリート・ファイターX鉄拳は大々的に紹介された。もし当社のフェイスブックページのファンであれば、東京ゲームショーでも多くの素敵な女性がカプコン商品を紹介していたのにおそらく気づいたであろう。
数週間前に我々がお伝えしたように、カプコンは同社の将来的な成功は海外戦略に大きく左右されると十分に承知している。そのために、海外での事業を拡大していくにはスマートフォンが最も近道である。LGとの提携はその目的を果たすためには前途有望なステップである。
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