音楽のコラボレーションアプリ「nana」のβ版がローンチ、世界展開ももうすぐ

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【原文】

東京発のスタートアップ、nana musicが、iPhoneアプリ(現在は日本限定の利用)をリリースした。このアプリは、歌を歌い、他のユーザと音楽でコラボレーションできるプラットフォームを提供する。現在はまだβ版だが、公式の英語バージョンを2ヶ月以内にリリースし、世界に向けて展開することが期待される。

スマートフォンのマイクを利用して音声と音を記録する同アプリでは、プラットフォーム上でユーザに音楽をシェアし、他のユーザの音とミックスすることが可能だ。nana musicは、新しいユーザに誰かと歌を歌う体験を提供し、どこか世界の遠い場所にいる人とさえもバンドやユニットを組むことを実現したいと考えている。

ファウンダーはプロの歌手を志している神戸出身の起業家、文原 明臣氏(通称うにお:わんぱく小僧の意)である。彼は、2010年、ハイチの震災の際に発表されたチャリティーソング「We are the World 25 for Haiti」に感銘を受け、4人の音楽好きな仲間と共同で創業した。

彼らのアイデアは、昨年11月に開催されたTechCrunch Tokyo 2011 Conferenceで行われた日本のスタートアップ11社によるショーケースで初めてお披露目された。nanaのチームは、日本のスタートアップインキュベーター、MOVIDA Japanのアクセラレーションプログラムにも選ばれ、非公式のSXSW 2012のプレピッチイベントでも賞を受賞している。

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