韓国コンテンツ振興院が、韓国スタートアップのショーケース・イベントを渋谷で開催

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少女時代に代表されるK-POPや韓流ドラマなどが日本で流行しているのは、少なからず、韓国政府がエンターテイメントを輸出産業の重点項目と位置付けて、芸能プロダクションや映像製作会社を積極的にバックアップしいる背景がある。その中心的存在となっているのが、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)である。韓国では、スタートアップが生み出すサービスやアプリも将来有望なコンテンツ産業と見ており、韓国スタートアップを国外に輩出し成功させるのも、KOCCA のミッションの一つだ。

その KOCCA が日本のMCF(モバイルコンテンツフォーラム)と共同で25日、渋谷のセルリアンタワーでショーケースイベントを開催する。当日は KOCCA の審査をパスした、韓国の有望スタートアップ7社が日本のモバイル企業、投資家、ジャーナリストを目の前にピッチを繰り広げる予定だ。入場は無料で、こちらから申込ができる。(KOCCA からの情報によれば、MCFのサイトでは25日(火)となっているが、正しくは25日(木)と開催のこと。)

イベントのプレビューとして、以下に登場するスタートアップを紹介しておきたい。

フェイズキャット
(페이즈 캣)
パラドッグ」は、 2011年、韓国で最も多くダウンロードされた有料ゲームであり、コリアモバイルアワード(KMA)で最優秀賞を受賞した経験がある企業だ。
ジェリーバス
(젤리 버스)
写真アプリ専門の企業で、代表的な HDR FXは、日本を含め 34カ国で写真アプリ分野の 1位を占めている。また、 Echelon 2011 Asia Top 10 Venturesにも選定された経験がある。代表アプリに PicsPlay女神カメラ
ウォーターベアソフト
(워터 베어 소프트)
「トドラー」と「リスタート」シリーズでアップストア教育分野の 1位, 2位の座についたことがある。2011年、韓国の中小企業庁スター技術ベンチャー大賞、 2011年のコリアアップアワードを受賞した。
モグルー
(모글루)
インタラクティブな電子本を簡単に制作することができるツールの「モグルー」は、 2011年のAsia top50 apps rookie of the yearに選定された。
  アイク
(아이크)
スマートフォンと動画技術を融合させたアイクは、スマートフォン生放送の「オーレオンエアー(Olleh Onair)」と動画アプリのインスタグラムと言われる「リクード」を披露する。
  ウィザードワークス
(위자드 웍스)
スマートフォンマーケットに参入し、モバイル必須ユーティリティーシリーズである「ソムノ−ト」、「ソム To Do」、「ソムクラウド」、「 マジックデー」などのサービスを提供している。2011年、様々なモバイルアプリをリリースし、合計1千万ダウンロードを記録した。
  ハハ・インタラクティブ
(하하 인터랙티브)
培花女子大学出身のスタートアップ。ライフスタイルアプリを製作しており、その中でも代表的な「マイワンダフルデイズ」は、ダイアリーアプリとして、 すでに100カ国以上のアップストアで推薦されているアプリである。

なお、ここで紹介したスタートアップ7社は、26日~27日に東京・台場で開催されている「デジタルコンテンツEXPO」にもブース出展しているとのことだ。ぜひ、こちらもチェックしてみてほしい。

 

本稿は、Startup Dating のメディアパートナーである、韓国 BeSuccess からの情報提供によりお送りしました。본고는 Startup Dating의 미디어 파트너 인 한국 BeSuccess이 제보 해 주셨습니다. 

 

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