Taobao(淘宝)がソーシャルショッピングプラットフォーム「UZ」を一般公開

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uz.taobao.com

Taobao(淘宝)がソーシャルショッピングプラットフォームのUZを一般公開すると発表した。UZは以前、サードパーティ製のソーシャルショッピングサービスにのみ利用されていた。現在では誰もがミニサイトを開いて運営することができる。同時に、Taobaoの親会社であるAlibaba(阿里巴巴)も、UZのエコシステムの構築支援に5億米ドルを投入することも発表した。

ソーシャルショッピングサイトはここ数年の間で中国に登場した。Meilishuo(美麗説)とMogujie(蘑菇街)は、最も有名な2トップとして際立っていた。彼らの収入の大半は、中国のほとんどのオンライン小売業者がビジネスを行っているTaobaoに由来するもので、サイト内の広告収入は微々たるものだった。

AlibabaはTaobaoのエコシステム(Taobaoの小売業者からCPS/CPCベースの手数料を受け取る)を利用したMeilishuoとMogujieなどの大型サードパーティのソーシャルショッピングサービスを快く思っていなかったと報じられている。Alibabaはこのエコシステム内に、より小規模のプレーヤーがいてほしいと思っているようだ。

Taobao内にあるJuhuasuan(衆画算)は似たようなプラットフォームで、共同購入サービスを集約している。こうしたプラットフォームはTaobaoのエコシステム内にユーザを常に引き止め、Taobaoの小売業者のみから商品を購入させることになるだろう。エコシステム内での競争がディスプレイ広告や有料検索を通じてTaobaoに収益をもたらすだろう。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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