エンジニアの負担を軽減、ソースコードの自動レビューやバグを検出する「SideCI」のβ版がスタート

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株式会社アクトキャットは、ソフトウェアエンジニアに特化した開発効率向上支援のための継続的インテグレーションサービス「SideCI(サイドシーアイ)」のサービス提供を本日より開始したことを発表した。

ソフトウェアエンジニアは、いたるところで不足している。そんな中、エンジニアの仕事の一部をの継続的インテグレーションサービスがエンジニアに代わって実施し、エンジニアの仕事量を削減する仕組みに注目が集まっている。SideCIはそんなニーズに答えることを目的としている。

SideCI は GitHub 上で開発をしている Rails プロジェクトのコードを自動レビュー、セキュリティホールの検知、バグを産む可能性の高いコードに対する指摘、不具合などがありアップデートの必要があるライブラリの検知などを行ってくれる。

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GitHubにコードをPushすると、SideCIはコードを自動的にレビューしてくれる。また、SideCIにログインすると、上の画像のようなダッシュボードから、問題の数や、問題が増えているか減っているかの推移を把握することができるようになっている。解析結果のコードスニペットはユーザ毎に暗号化され、SideCI上に保存されず、SideCIのチームがコードを閲覧することもない。

SideCIは今後、テストやデプロイの自動化などの機能追加、Ruby以外のプログラミング言語への対応などを行う予定だ。

アクトキャットは、Q&Aアプリ、プログラミング学習サイト、カットモデルと美容師のマッチングサービスなどを提供してきたスタートアップだ。TechCrunch Tokyo2013 での登壇、Incubate Camp 6thへの参加経験がある。

同社はこれまで複数のウェブサービスやスマートフォンアプリを多言語・多プラットフォームで開発し、提供してきた。こうした経験をいかしてエンジニアが抱えるニーズを理解し、サービスの開発に活かす。

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