Xiaomi(小米)、世界一のウェアラブルカンパニーへ

by TechNode TechNode on 2017.3.16

中核事業であるスマートフォンの不振により、業績が不安視されている中国電子機器企業の Xiaomi(小米)だが、ウェアラブル端末の好調な売り上げが現在、同社の追い風となっている。

リサーチ企業 IDC の調査によると、Xiaomi は2016年第4四半期に520万台のスマートウェアラブル端末を出荷し、市場シェア15.2%を占める世界第2位のウェアラブル企業となっている。一方 Fitbit は同時期に650万台を出荷し、19.2%のシェアをもって1位の座に君臨した。

Fitbit は年間出荷台数でも圧倒的優位を見せつけたものの、Xiaomi の凄まじい成長速度を鑑みれば、その王座を明け渡す日も近いかもしれない。Xiaomiが年間伸び率96.2%を記録したのに引き換え、Fitbit は22.7%の減衰に終わった。

昨年第4四半期、ウェアラブル端末は世界全体で史上最高となる3,390万台を出荷した。年間伸び率は16.9%に上る。昨年全体では1億240万台のウェアラブル端末が出荷された。

クリックして拡大

Xiaomi は2014年8月、ウェアラブル端末の熱狂の中、Mi Band の第1世代をリリースした。真っ当なプロダクトデザインと13米ドル以下という手頃な値段から、革新的なアイテムを真っ先に試したいエントリーレベルのユーザに大いに受け、飛ぶようなセールスを記録した。中国国内では、昨年3月までに累計1,850万台が販売されている

昨年リリースされた Mi Band 2 では上級指向に転換し、OLED ディスプレイ、心拍数モニタを備え、前世代よりもやや高めとなる21米ドル以下という値段が設定された。Xiaomi のパートナーであり Mi Band の開発企業でもある Huami Technology(華米科技)は、中流および上流ユーザをターゲットとしてAmazfit をローンチしている

Mi Band はインド、インドネシアやアメリカなどの海外市場でも販売されているが、出荷数においては中国国内が圧倒的に多い。IDC の分析によると、海外での売り上げが僅かに留まっている理由としては、海外販売に関する知識を Xiaomi が十分に得ていないことと、ブランドが認知されていない点が大きい。

一方で、中国市場は一般的に海外企業にとって扱いにくいとされる。2014年に中国市場に参入して以来、Fitbit は中国企業からのプレッシャーを受けてきた。Fitbit はアメリカの企業だが、中国での存在感を高めるために Tmall(天猫)などの国内パートナーと手を結ぶ必要があった。にもかかわらずIDCのレポートは、こうした努力がまだ身を結んだとはいえないとしている。

言うまでもないが Xiaomi は中国市場を開拓する上で、Lifesense(楽心)、Okii(小天才)、Huawei(華為)、360など現地企業との競争にさらされている。同市場では2017年にはタブレットに代わり、ウェアラブル端末がモバイル端末の人気第2位の地位を奪取する見られる。2016年12月、中国におけるウェアラブル端末の浸透率は47%だったが、回答者のうち54%は1ヶ月以内にウェアラブル端末を購入する意思があると回答した。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!




----------[AD]----------