こだわり食品に特化したクラウドファンディング「PieShell」、調達額の25%を事前に集められたキャンペーンのみを掲載

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<ピックアップ> PieShell wants to be the crowdfunding sites for food startups

食のスタートアップに特化したクラウドファンディングサイトが、「PieShell」だ。

スーパーなどには置いておらず、ファーマーズマーケットなどで売られているような、こだわりの少数だけ作られた食品に特化している。

PieShellのリリースは、2016年。最初の2ヶ月間で”無糖のケチャップ”を含む4つのプロジェクトが開始され、累計61,000ドル(約683万円)を調達したという。PieShellは、最終的な調達額の6%を手数料として徴収する。

ニューヨーク拠点のPieShellを立ち上げた Cheryl Clementsさんは、実はこの前にも同様の食に特化したクラウドファンディング「Fundafeast」を試験運用していた。そこで得た教訓を活かしてたどり着いたのが、PieShellだったという。

例えば、Fundafeastでは、目標調達額に到達しないキャンペーンが少なくなかった。成功する見込みを見定めるため、PieShellでは正式ローンチ前にまずは調達額の25%を事業主自らが集めることを課している。これは、PieShellの専用リンクを家族や友人などに送ることで行える。

この25%を集められなかった場合、キャンペーンはローンチできず、商品や事業案の見直しが求められる。

via. Forbes

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