美容師の空き時間マッチング「requpo」がアイスタイルなどから2.3億円調達、ユーザー数は1年半で20倍に拡大

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美容師の空き時間マッチングrequpoを提供するリクポは8月28日、環境エネルギー投資、アイスタイル、アドウェイズ、iSGS、マネックスベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は総額2億3000万円で払込日や出資比率などの詳細は非公開。

requpoのアプリ公開は2016年2月。美容室検索のフローを逆から考えるアイデアはビジネスモデル特許を取得しており、以前の取材で詳しく解説した。

<参考記事>

美容師の空き時間をマッチングする美容室予約「requpo」がコロプラなどから約8000万円の資金調達

前回取材時から約1年半のトラクションについて確認したところ、テストフェーズで45店舗、75名が参加していた美容師は「10倍に拡大している」(リクポ代表取締役の木崎智之氏)という話だった。ユーザー数についてもその当時から比較して20倍に増加している一方、この方法でのマッチング率は30%から変動がないという。

機能として当初、美容師から受けられる提案は最大5名までだったが、これも現在は3名に縮小されている。この辺りはユーザーに対して提案しても来てくれないというアンバランスを解消するための調整と考えればいいだろう。同社は調達した資金で開発人材の強化とアプリのマーケティングを推進する。

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