遊休スペースを活用した駐輪場サービス「PEDALRest(ペダレスト)」がロードバイク特化の室内駐輪場の展開に向け、クラウドファンディング開始

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PEDALRest

東京を拠点に活動するスタートアップ自転車創業が、遊休スペースを活用した駐輪場サービス「PEDALRest(ペダレスト)」でロードバイク特化の室内駐輪場の展開に向けて、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で資金調達をスタートした

ペダレストは「目的地から1分以内に必ず駐輪場がある街づくり」をミッションとして、駐輪場不足という社会問題を遊休スペースを活用して、解決するサービス。2013年9月にベンチャー支援プログラム「KDDI∞Labo第5期」に採択され、事業展開を行なっている。

海外ではAirBnb、日本ではスペースマーケットのようなサービスに代表されるように、有休スペースの有効活用は注目の領域だ。ペダレストは駐輪に特化してサービスを展開している。

10月21日、東京エリアでは初となる遊休スペースを活用したビジネスマン・ウーマン向け、ロードバイク特化の室内駐輪場を大勢の社会人が働く西新宿にオープンする。今回、Makuakeで資金を集める目的は、この1カ所目のペダレスト西新宿のプロモーション費用、そして2カ所目以降の開設資金確保のためとなっている。

PEDALRest makuake

自転車を利用して通勤し始める人々、また自転車で通勤したいと考えている人の話を耳にすることは多くなった。だが、その一方で駐輪のスペースについて頭を悩ませているという。ロードバイクは高価なものであることもあり、なおさら駐輪スペースには気を配りたいというのがロードバイクに乗る人の気持ちだろう。

今回、自転車創業が取り組もうとしていることは、都市生活を豊かなものとしていくために必要なことのひとつ。東京オリンピックを見据え、自転車創業代表の中島 大氏は「2020年までに室内・室外駐輪場合わせて30,000ヶ所の展開を目指し、都心が抱える重大な駐輪場不足の課題解決へ貢献していきたいと考えている」そうだ。

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