PayPalがスマートフォン用カードリーダーによるモバイル決済を広げ、アジアでの成長を目論む

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

Photo: fuseproject

先日、オンライン決済サービスのPayPalが「PayPal Here」を開始した。これは携帯端末を対象としたグローバルソリューションで、無料の携帯アプリケーションとヘッドホンジャックに装着するタイプのカードリーダーを使用すれば、小規模な店舗でもスマートフォンで決済を行うことが可能になる。

デザインとロゴはサンフランシスコを拠点とするfuseprojectが開発を担当し、一目でそれと識別できるものとなっている。米国、カナダ、豪州、香港でサービスの提供が始まっており、下記のデモ動画でPayPal Hereの概要を見ることができる。

発表の中でPayPalは、アジア市場の重要性と将来性に言及した。アジア太平洋地域担当上級副社長のルパート・キーリーはこう説明する。

「何百万もの小規模店で、スマートフォン使ってカードとPayPal決済が可能となることでいつどこでも決済ができるようになり売上が上昇する。PayPalは1.3兆ドル規模のアジア太平洋地域の中小企業市場[1]を大きく変えつつある。」

世界の中でも特にアジアにおいてスマートフォン市場が爆発的に成長していることを考えると、これはPayPalにとって大きなチャンスである。先週述べたように、IDCは中国が米国に取って代わって今年世界最大のスマートフォン市場になるだろうと予測している。また現在世界のスマートフォン市場の3%にも満たないインドは、2016年までに9%を超えるだろうと予想されている。

非金融機関のオンライン決済サービスは中国が経営しているものであること」と政府が規定している中国は、PayPalにとって特に困難な挑戦の場となる。それでもPayPalは中国で電子決済処理を行う許可を申請した。申請が通るかどうかは現時点では不明である。我々は中国での計画について詳しく知るためにPayPalに問い合わせており、情報が入り次第お知らせする。

一方で、中国ではAlipayが提供するシステムに7900万米ドルを投資する計画を発表した。使用予定の機器はPayPalのものほど魅力的ではないが、2012年には実用化されるだろう。


1.ここでPayPalが引用しているのは Economic Intelligence Unit, Forrester: Asia Pacific, US and EU Retail Forecast 2010 である。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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