モバイルペイメントのCoineyが突然のオープン化宣言ーー「決済周りの各種サービスと連携して」早期に開始とコメント

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オープン宣言___Coiney

前回のつぶやきに引き続き、またもや夜に興味深いつぶやきに出会ってしまった。

声の主はモバイルペイメントのスタートアップ、Coiney代表取締役の佐俣奈緒子氏だ。そのツイートの先にあったオープン宣言には開発者向けSDKについての情報ページが用意されていた。Coming Soonということでまだ情報はこれだけだ。

 

 

以前の取材時、実はこのオープン化やAPIなどについては少し話が出ていた。競合となる楽天スマートペイ、Paypalとソフトバンク連合によるPaypal hereとどう向き合うのか。

この回答が「端末という「点」ではなく決済という「面」を変える」という方向性だったように思う。面、つまりプラットフォーム化という考え方だ。前回取材時に佐俣氏が「Coineyに申し込めば決済ができるし、その与信情報を使って銀行口座が作れる。さらに会計サービスと連動する。お金回りをシンプルにしたいんです」と語っていた通りの展開を実行に移したのだ。

今回、突然のオープン化宣言について前回同様TwitterのDMで取材を試みたところ、3分で回答を得られた。さすがスタートアップ。夜でも働いている。

「オープン化については、段階わけて早期に出していきます。内容については、決済周りの各種サービスと連携できるものになっており、パートナー各社とスタートしていく予定です。iOSに対するAndroidのような水平分業型でサービス拡大していきます」(佐俣氏)。

つぶやき以外の情報が公開され次第またお知らせする。

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