モバイルペイメントのCoineyがSDKの事前登録を開始ーー「一般への公開は夏前にスタート」

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国内のスマートフォン系モバイルペイメントの市場が熱い。先日突然のオープン化を発表したCoineyだが、先ほどSDKサイトの詳細が公開され、事前登録が開始となっていた。サイトによればCoineyのSDK「CoineyKit」利用は無料で、数行のコードで決済機能が利用出来るようになるとしている。

Coiney代表取締役の佐俣奈緒子氏に詳しい開始時期などを問い合わせているので、届き次第アップデートさせて頂く。

【5月30日追記およびタイトル変更】
公開時期について佐俣氏から「パートナーには来月から配布を開始し、一般公開については夏前を予定している」と回答をもらった。

またSquare上陸についても聞いてみたのだが「新しい市場というのは、立ち上がらないことが一番のリスク」とSquareの話題喚起による市場の活性化に期待しつつ「私たちは私たちでお客さまに満足いただけるサービスを提供し続けるよう改善を続けます」とコメントをくれた。

やってきた「黒船」Square

ウェブテクノロジーに携わる人であればジャック・ドーシー氏のことを知らない人はいないだろう。

北米テックスターの突然の日本上陸、そして3.25%という手数料に加え、アップルストアでの実質0円提供という攻撃を仕掛けてきたSquare。楽天スマートペイやソフトバンク&Paypal here連合も加わりスマホ系モバイルペイメントは「資本力勝負」という声も聞こえてきている。

迎え撃つCoineyの「オープン化」戦略

一方でCoineyは既に報じている通り、国内での最適化を考えて準備してきているので、上記の三社とはやはり戦い方が違う。このSDK戦略、つまりオープン化への早期対応はまさにそのひとつだといえるだろう。

公開されたページにはSDKを通じてCoineyを使ったレジアプリのサンプルが提示されていたが、以前の取材で佐俣氏が挙げていた会計サービスや銀行口座との連動などが今後、このSDKを通じて実現していくことになると思われる。

スワイプ端末のSquareコピーキャットは沢山あるが、SDKを提供してプラットフォーム化しているのは少なくとも私の手元に情報はない。一方で、オープン化となればセキュリティなど、自分たちだけで提供するサービスとは違った難しさもあるはずだ。その点などについては今後詳しく取材で明らかにしていきたい。