かつて最大のオンラインゲーム会社であったShanda(盛大)が先日、同社のモバイルゲーム戦略を発表した。Shanda Games(盛大遊戯)はモバイルゲームプラットフォームのG-Home(G家)を開発し、来年には36種類のモバイルゲームをローンチする予定だ。
G-Homeは同社PCベースのゲームサービスが行っているほとんどすべてのサービスを提供している。例えばユーザアカウントや会員システム、決済ソリューション、バーチャルクレジット販売チャネル、ユーザデータプラットフォームなどだ。
G-Homeはサードパーティの選りすぐりの高品質ゲームに対する最高収益分配率の提供、あるいはいくつかのゲームを買収すると約束している。また、ほとんどのゲームプラットフォームが行っているプラットフォーム上の広告への課金はしないとしている。
また同プラットフォームはゲーム開発者や管理者にすべてのユーザデータを公開すると約束している。サードパーティがライセンスを通じて、G Family全体またはG Familyのゲームを彼らのプラットフォームや売上収益に含めることもShandaは認めるそうだ。
Shandaによると、ゲームによる収益の90%までが開発者やサードパーティのものになるという。G-Homeは韓国、日本、シンガポール、台湾、その他東南アジア諸国・地域に拡大していく予定だ。
中国最古参のオンラインゲーム会社の1つであるShandaはG-Homeについて、アクティブユーザアカウント数は10億に上り、有料アカウント数は1億、プレミアム加入者数は2000万になるとしている。
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