#movidademoday ソーシャル映画ガイドブック「ciatr(シアター)」はスマホ時代の新しいユーザー層を獲得できるか

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本稿は現在開催中のMOVIDA Demo Day 4thの取材の一部だ。

ciatr_シアター__-_ソーシャル映画サービス

本稿は現在開催中のMOVIDA Demo Day 4thの取材の一部だ。

Vivianeはソーシャル映画ガイドブックサービス「ciatr(シアター)」のスマートフォン向けアプリを2013年7月に公開している。ciatrはユーザが観た映画や観たい映画のリストを作成したり、友達に観た映画を共有することができるサービス。

2013年9月にはブラジル映画祭2013と連携してユーザーが上映作品にレビューを投稿できるイベントなどを実施した。


Viviane代表の田辺大樹氏

映画ガイドのサービスははYahoo!映画などのポータルサービスの一部コンテンツがあるぐらいで、独立系でそこまで巨大なものは見当たらない。ソーシャル系サービスもちらほらあるが、どれも同じような状況だろう。

Viviane代表の田辺大樹氏によれば、当初、ユーザー層の想定として30代〜40代を考えていたが、実際は4割近くが18歳〜20代の女性になっているのだという。

レビュー閲覧者数は累計で12万人、口コミは14万件、ユーザー数は8000人。アプリをリリース後に急激に成長している。投稿の20%がFacebookなどにシェアされている。

スマートフォンシフトが起こるなか、これまでインターネットに接続してなかった、もしくはPCからわざわざ使うことがなかった10代から20代の女性ユーザーなど、新しい層を獲得できているのであれば、もしかしたらこういう状況に新しい展開が生まれるのかもしれない。

来年7月までに100万ユーザーを目指しているそうだ。

ciatr

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