LINE株式会社が子ども向けコンテンツにも乗り出した。本日、同社が運営するメッセージアプリ「LINE（ライン）」の新サービスとして、子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS動画」を近日iPhone向けに開始することを発表した。

「LINE KIDS動画」は1歳～6歳の未就学児とその保護者を対象にしたサービス。「ドラえもん」や「ポケットモンスター」、「プリキュア」などの人気キャラクターを中心に、LINEが厳選した28タイトル・1,500本以上の動画コンテンツが提供される。

1日最大40分間無料で動画を視聴することができる「タイマーシステム」機能や、毎月LINEが選んだ合計約300エピソードを月額500円で何回でも視聴することができるプラン、1つの番組を月額400円で何回でも視聴することができるプランの定額プランが用意されている。

タブレットの普及により、子どもがゲームや動画などのコンテンツに触れる機会も増加した。その一方で、意図しない暴力的・性的な表現を含む過激なコンテンツへの接触や、長時間の連続使用によるコンテンツへの依存や視力の低下といった問題も生じている。

「LINE KIDS動画」はこうした課題の解決を目指しつつ、子どもに向けたコンテンツの提供を行うという。まずは近日中にiPhone向けにサービスの提供を開始し、2014年の春のうちにAndroidでの提供も開始する予定だという。