スタートアップしたい人は「失敗の方法」を学ぶべき

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<ピックアップ> Startups Anonymous: Thinking about leaving your job to start a company? Read this first.

Startups Anonymousの定期連載に合わせてすこしコラムをひとつ。前回に続いて失敗談義ですが、今回はちょっと方向性が違います。起業家が学ぶべき失敗の方法について、です。

スタートアップ(起業)するにあたって一番考えなければならないポイントとはなんでしょうか?資金?人?それとも特別なアイデアや技術でしょうか?実は最近、最も大切だなと考えるようになったのは「失敗の方法」です。前回、このような記事で起業家の失敗について書きました。

<参考記事> 起業家の失敗とは何か

ここで話題になっていた失敗は「諦めてしまうこと」です。しかも面倒なことに、多くの起業家が高い確立でこのような事態に直面します。私自身、このブログメディア運営を辞めようと思ったことは一度や二度ではありません。では、どうやったらそれを乗り越えられるのでしょうか?

答えは、小さな失敗を沢山積み上げることです。

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ピックアップしたStartups Anonymousの登場人物はおそらくプログラマなんでしょう。会社員をしながら週末起業を実践した経験をここに書いているのですが、やはり時間の使い方がなかなか難しかったらしく、例えばアイデアを思いついてもすぐにコードを書かずにやるべきかどうかを考えてから動け、と言っていたりするんですね。

この週末起業の「小さな経験と失敗の積み上げ」で彼は恐らくタイム・マネジメントについては、自分なりの方法論を持ってスタートアップすることができたと思うのです。ちなみに週末起業についてはこちらの失敗経験も参考になります。

<参考記事> 妻と3人の子供を抱えた「技術なし」30代サラリーマンはどうやってスタートアップを果たしたのか

そして実は今、日本のスタートアップ「予備軍」には小さな失敗を経験できるよい環境がいくつかあります。こちらに少しアイデアを並べておきます。

週末起業

最もポピュラーな方法ですね。ポイントは「今いる会社を辞める理由」にあると思います。おおよそ25歳ぐらいの方が多い(そして私も過去の失敗はそれだった)のですが、今いる会社が嫌だ、という理由から中途半端な状況でスタートアップしてしまうのはあまりお勧めしません。

折角「会社員」という状況を手に週末起業しているのであれば、少なくともプロダクトやビジネスモデル、組織運営に必要なフレームワークなど、何かを手にしてからでも遅くないと思います。あと、手軽に始められる一方、自己流になりやすいので外との積極的な情報交換は必須です。

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スタートアップでアルバイトやインターンをする

学生やほぼ無給でも大丈夫な人はこの方法が最もお勧めです。ポイントは転職しないことです。組織人として組込まれることが目的ではないですから、常に起業を意識して緊張感を持ち続けるため、期間を決めて参加するというのもいいと思います。

時間の使い方や会社との付き合い方、スタートアップの動き方を肌で感じることができますし、かなり初期のスタートアップ側は常に人材不足ですから、最初からスタートアップすることを伝えておけば、競合になるようなサービスでない限り、受け入れてくれるところは多いと思います。

BASEの鶴岡裕太さんはこの最たる例ですね。当初ハイパーインターネッツでインターンから始まり、その後、家入一真さんの近くで創業者としてのふるまいを学び、BASEを大きく成長させています。

ベンチャーキャピタルでアソシエイトやインターンをする

上記に比べてハードルは高いですが、事業経験や社会人経験があって更に高いレベルでスタートアップしたいという人はこちらの方法もあります。ベンチャーキャピタルはごく稀に人員の募集をしていて、例えば今はこのようなものがあります。

「え?ベンチャーキャピタリストになりたいわけじゃないのだけど」と思った方は半分正解で半分間違いです。もちろん優秀なキャピタリストを目指すのがこれらの募集の本筋ですが、同時に投資先の支援というのも大切な仕事で、例えばEast Venturesのフェローに就任している大柴貴紀さん(元サムライファクトリー取締役)は、EV支援先のBASEの監査役に就任したりしています。

こういう機会を積極的に自身のスタートアップに向けた準備にあてるわけですね。失敗も成功も含めてとにかく情報量の多い現場ですので、経験値が格段に上がることは間違いないです。

スタートアップ系メディアで取材する

ベンチャーキャピタルでインターンするのと似てますが、私自身、本当に数多くのベンチャキャピタリストや起業家の方々とお会いすることができ、多くを学ばせてもらってます。失敗談を聞くということと自分が失敗する、ということは違いますが、どういうことが起こるのかを理解できるのは重要かもしれません。可能であれば自身でメディアを運営してみてもいいでしょう。

いかがだったでしょうか。どの方法も大切なのは自分がスタートアップすることをイメージし、積極的に失敗を重ねることです。もちろん失敗は嫌なものですが、その先に自分のつかみ取りたいものが明確にあれば前に進むことができると思います。

via PandoDaily【G翻訳】

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