Arduinoで利用できる非接触型ジェスチャーインターフェース「3Dpad」

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3Dpad
「3Dpad」という非接触型のジェスチャーインターフェースの資金募集が、indiegogoにて開始されている。ootsideboxというプロジェクトチームによるもので、Arduino用のShieldとして機能するプロダクトだ。

Arduino」は、電子回路やプログラミングに詳しくないデザイナーでも手軽にハードウェアのプロトタイプを開発できることで人気のマイコンボード。3DpadはArduinoの機能を拡張できるShieldとして、Arduinoに接続することで非接触でのインターフェースを実現できる。

3Dpadは、PCB(基盤)、Arduino Shield、Arduino Unoの大きく3つのパートで構成されている。

3Dpad

ジェスチャーの感知は投影型静電容量方式を採用しており、基盤の前に人間の手や指が接近すると、そこで起こった電圧変化を検出する。

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検出した電圧変化から、Arduino Unoに組み込まれたソフトウェアが3D座標を計算し、USBポートにて接続されたコンピュータ等にデータが送られるしくみだ。スワイプ、プッシュ、回転など基本的なジェスチャーを約10cmの奥行の範囲で検出できるという。

indiegogoでの目標額は、20,000ユーロ。59ユーロ以上の支援で3D Padを手に入れることができる。配送時期は2014年10月を予定。

資金調達を達成し実際に商品化された場合は、このインターフェースを組み込んでつくられる新しいプロダクトの登場も楽しみとなりそうだ。

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