カリフォルニア芸術大学の学生Evan Kuesterは友人のIvania Castilloのために、3Dプリンターを使って美しい義手を制作している。
Evanは修士学位取得のためにカリフォルニア芸術大学で建築学を学んでいる。大学でIvaniaに出会い、すぐに彼女のために有用かつ魅力的な義手を作成したいと思ったという。
まず最初に作成したのは、内部にライトを取り付けたデザインの義手だ。3DモデリングツールのRhinoと統合されたグラフィカルアルゴリズムエディタのGrasshopperを使って設計したとのこと。
彼女はデザインには満足したそうだが、Evanはより小さく、よりフェミニンなデザインにしたいと考えたという。そこで次に作成した義手がこちらだ。
よりスリムになり、女性らしく美しいデザインに仕上がっている。だが、デザインを優先したため、強度が犠牲になっているとのこと。
Evanは現在、Ivaniaのような境遇にある人のために、同じようなデザインの義手を作っていきたいと考えているそうだ。彼の作品は自身のサイトから確認することが出来る。
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