グローバル・ブレインが東南アジアに本格進出、スクウェア創業者の鈴木尚氏がシンガポール事務所所長に就任

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グローバル・ブレイン代表取締役の百合本安彦氏(右)と、シンガポール事務所所長に就任した鈴木尚氏(左)

5月6〜7日、シンガポール市内の Suntec Singapore Convention & Exhibition Centre では、Tech in Asia Singapore 2015 が開催中だ。このイベントに出展しているグローバル・ブレイン代表取締役の百合本安彦氏は、近日中にシンガポール事務所を開設、所長にはスクウェア(現:スクウェア・エニックス)の創業者である鈴木尚(ひさし)氏が就任することを明らかにした。

鈴木氏は、日本を代表するゲームメーカーであるスクウェアを1986年に創業、人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー」を生み出し、同社を2000年8月に東証一部に上場させている。以降、芸能大手の LDH の会長に就任し、国民的パフォーマーの EXILE や人気モデルの長谷川潤を輩出、楽天常務を経て現在はテレビの全録機器メーカー SPIDER や大前研一氏が率いるビジネス・ブレイクスルー(東証:2464)の社外取締役を務める。

楽天の常務を務めた2005年以降、鈴木氏はシンガポールと日本を往来しながら仕事を務めており、日本のみならず、東南アジアのビジネス・エグゼクティブと深い交流がある。スタートアップ業界に関わるのは初めてで、「会う人、話すこと、何もかもが新鮮(鈴木氏)」としながらも、これまでの上場経験を含む豊富な知見をもとに、この地域の起業家育成やスタートアップ・エコシステムの形成に尽力してくれることだろう。

グローバル・ブレインは近い将来、シンガポールに現地法人を開設し、シンガポール事務所から格上げする計画だ。同社は2014年12月には韓国にソウル事務所を開設しており、シンガポール事務所は、アジア地域におけるオフィス進出としては2番目となる。

最近では、グローバル・ブレインはシンガポールを拠点とする東南アジア向け化粧品スキンケア専門 Eコマースの Luxola、インド/シンガポール拠点ののアドテク・スタートアップ AdNear などに出資しており、今後、シンガポール事務所を拠点に東南アジア向けのスタートアップ投資を強化したいとしている。

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