
<Pick Up> Unicef of Malawi tests first drone flights for HIV early infant diagnoses
アフリカ大陸南東部に位置するマラウイにおけるHIVの有病率は、世界で最も高い10%。2013年、マラウイの100万人がHIVを患い、同年、HIVに関連した病によって48,000人が命を落としました。
現在、検査に必要なサンプルはオートバイや現地の救急車などによって運ばれています。ところが、ディーゼル燃料は高く、道路の状態の悪さ、また限定された物流スケジュールなどを理由に、サンプルの搬送に大幅な遅延が発生しています。
マラウイ政府とUnicefが共同で取り組むのが、貨物ドローンを活用した新たなプロジェクトです。貨物ドローンがこの搬送を担うことで、幼児のHIV検査の待ち時間の短縮を目指しています。すでに、10キロのルートを使った初の試験飛行が無事に終わっているとのこと。
マラウイは、SMSを使った検査結果の通知など、これまでもテクノロジーを使ったHIV関連サービスを提供してきました。Unicefと組み、ドローンを活用することで、HIVの予防と治療への貢献が期待されます。
via. Forbes
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