オフィスシェアの「WeWork」が4.3億ドルを調達、評価額は160億ドルに

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ニューヨークのWeWork Soho West Lounge
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<Pick Up> WeWork now worth $16 billion

オフィスシェアのスタートアップ「WeWork」が、4.3億ドルの新たな資金調達を実施したことを発表しました。これで、同社の評価額は160億ドルに。出資をリードしたのは、中国のLegend HoldingsとHony Capitalで、中国市場進出への意欲が感じられます。

2015年夏には黒字化したWeWorkですが、そビジネスモデルの持続可能性を疑問視する声や、財務諸表がその評価額の高さを裏付けていないとし、テクノロジーバブルの一部に過ぎないと懐疑的な見方もあるようです。

WeWorkは、現在、世界23都市にまたいで80箇所のコワーキングスペースを運営。スタートアップから「American Express」のような大企業に至るまで50,000を超えるクライアントを抱えています。個人利用者も45ドルから利用可能ですが、45ドルのプランでは1日だけ利用できます。

最近では、コワーキングならぬ「co-living」スペースの試験運用を開始。「WeLive」と呼ばれるスペースで、借り手は他者と居住空間を共有します。WeLiveの詳細については、2016年1月の別記事をご覧ください。

via. Inc

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