中国のAIクラウドスタートアップ「CloudMinds(達闥)」が、ソフトバンクやFoxconn(鴻海/富士康)らから3,000万ドルを調達

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Image credit: CloudMinds

中国の AI(人工知能)クラウドコンピューティング業界にとって、今年は多忙な年だ。

5月の第3週、業界ではまたもや重要な資金調達ラウンドが行われた。AI クラウドコンピューティングスタートアップの CloudMinds(達闥)は、東京を拠点とする通信会社で早くから Alibaba(阿里巴巴)に投資している Softbank International のリードにより、3,000万米ドルのシードラウンドを実施したことを発表した。

このラウンドに他に参加したのは、台湾の電機メーカー Foxconn と半導体分野などのアーリーステージ会社に投資する Walden International だ。

Caixin(財新)のインタビュー(中国語)で CloudMinds の CEO である Bill Huang(黄曉慶)氏はこう語った。

アーリーステージのスタートアップが投資者を選択する際、金額だけで考えてはいけません。リソースも考慮しなければならないのです。ソフトバンク、Foxconn(鴻海/富士康)、 Walden International はすべて戦略的パートナーです。

5月17日に発表された同社プレスリリースによると、CloudMinds の投資家はすべて「オペレーションリソース、製造、半導体ダウンストリームリソースとして提携」するという。

これらの提携は、CloudMinds が「モバイルイントラネットクラウドサービス(MCS)」と呼ぶ「情報セキュリティの新しいスタンダード」でクラウドコンピューティングのグローバルフレームワークを構築するという、志の高い計画達成の鍵となっている。このサービスでは、企業に XaaS(X as Service)のための安全なクラウドコンピューティングプラットフォームに加え、画像認識、音声認識、ビッグデータ分析などを提供する狙いだ。

CloudMinds の MCS は、コネクティッドデバイスとロボットに特化した「Skynet」と呼ばれるネットワーク上に構築される。同社のプレスリリースによると、Skynet はインターネットとは分離しており、より安全で高速なサービスのためにブロックチェーンテクノロジーを使用しているという。また、2年以内に南極大陸を除くすべての大陸に Skynet を拡大する計画だ。

Caixin のインタビュー(中国語リンク)で Huang 氏は次のように語った。

(弊社テクノロジーを)使えば、ユーザは・・・・ステルスモードの飛行機のような隠れたバーチャル空間にアクセスできます。

ハッカーに見つかることはありませんので、攻撃を受けることはありません。これが次世代モバイルテクノロジーの核となるのです。ファイナンス、ヘルスケア、政府や大企業にとって不可欠なものとなるでしょう。

CloudMinds の他、中国の AI クラウドコンピューティング業界には Alibaba のクラウドコンピューティング部門である Alibaba Cloud(阿里雲)といった大手企業も参入している。Alibaba Cloud は今年、アジア全土でソフトバンク、SAP、Accenture のほか、NVIDIA のような画像処理装置(GPU)企業と提携した。その他、今月 Lenovo がロボティクス、AI、クラウドコンピューティングスタートアップ向けに5億米ドルのファンドをローンチしたことを発表するなど、テック大手もクラウドコンピューティングや AI スタートアップへの投資アプローチを開始している。

2015年に設立された CloudMinds は、今回のシードラウンド完了後に次の投資ラウンドを計画している。今後の資金は開発、生産と MCS の初期フェーズにおけるマーケティングに費やされる予定だ。同社はまた、目の不自由な人向けにコンピュータビジョン、機械学習、言語処理を使ってユーザに周囲の状況を伝える META と言う名のロボティクス商品の開発にも取り組んでいる。

【via Technode】 @technodechina

【原文】