オンラインサロン「Synapse」有料会員数が1万人突破、匿名利用を可能にしたiOSアプリも公開

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オンラインサロンを提供するシナプスは6月15日、独自のコミュニティ機能を利用可能なiOSアプリを公開した。また同社は同時にサロン数が180件に、有料会員数が1万人を突破したことも伝えている。

Synapseは著名人を中心とした有料のオンラインコミュニティを提供しているプラットフォーム。サロンを開設したいオーナーはSynapseに申請し、内容を許可されると独自の有料コミュニティを開設できる。

サービス公開当初はサロンの承認、集客ページの公開、およびユーザー課金の管理などが主な機能として提供され、実際の参加者コミュニティについてはFacebookグループで別途開設する必要があった。

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2015年9月にはこのコミュニティ機能についてもオリジナルのサービスに移行を開始。今回はこのコミュニティ機能部分だけがiOSアプリとして提供されることになる。

オンラインサロン「Synapse」の月次流通は2000万円規模に成長、次の一手は独自プラットフォーム #bdash

ウェブベースで提供されていたサービスと同様、実名ベースのFacebookと異なり、ニックネーム等での参加も可能になるほか、情報のリアルタイム通知やコンテンツのアップロードなど、独自のサロン運営を可能にする。同社では今回のリリースを機に改めてFacebookグループで運用していたサロン運営者に対して移行手続きを進めるとしている。(従来通りのFacebookグループでの運用も並行する)

前回取材時には月次の流通額も2000万円と好調に推移していたが、一方で同様のサロンプラットフォームを開始する事業者も散見されるようになった。ビジネスの状況はどうなっているだろうか?同社代表取締役の田村健太郎氏に状況を聞いた。(以下、回答は全て田村氏)

「サロンの新規開設・ユーザー獲得の伸び率に関しては、類似サービスの参入後、多少ですが向上しています。一部大型サロンの終了などもありましたが影響は軽微で、当社売上としては順調にギネス更新を続けています。また「オンラインサロン」という仕組み自体の認知が進んだことで、当社からの提案によるサロン開設がしやすくなったことが大きいです。以前よりブラウザ版にて非実名での独自システムを持っていることが効いている印象です。 今回のリリースはその状況をさらに後押しするためのものですね」。

また、このサロンプラットフォームというのはあまり類似のサービスを思いつかない。巨大掲示板やソーシャルネットワークのコミュニティグループの派生版であるのは間違いないのだが、同サービスを切り出して運用しているのはやはり珍しいのではないだろうか。運用を始めて数年が経過し、どのような感触を持っているのか聞いてみた。

「サロンビジネスは広義のコミュニティサービスと認識していますが、コミュニティサービスにありがちな「参加者同士での揉め事」「古参ユーザーによる新規ユーザーの居心地の悪さ」「迷惑ユーザーによる盛り下がり」などが4年の運営の中でほとんどありませんでした。この状況はサービス開始時の想定を大きく超えるものでした。 元々は有料コンテンツ軸で開始したオンラインサロンですが、インターネットコミュニティのあり方自体を変革していけるポテンシャルを今は感じています」(田村氏)。

同時に前回取材時にも聞いているが、やはり情報商材系のサロンオーナーなど、香ばしい人間というのは後を絶たない。現状での対応についても改めて聞いてみた。

「いわゆる「情報商材系の怪しい人」については開設をお断りしています。これまでの運営で蓄積した判断基準があるので、ほとんどのジャンルで詐欺的なトラブルになるコンテンツを見分けることができているように思います。価格とサービス内容がアンバランスな場合は開設手続き進行時に調整をお願いするケースもあります。開設後についても提供コンテンツについては人力でも機械的にもトラッキングしていて、当初提示内容とかけはなれた運営がされている場合は是正依頼、聞いていただけない場合は閉鎖・返金なども厳しく実施しています」。

なるほど、やはり開設した後に全然違う内容を提供する人もいるのだ。まあ、目視で根絶できるレベルなので、これについてはプラットフォーム側で頑張って対応して欲しい。

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