Uber、昆虫研究のチームなど4つの欧州スタートアップに投資

SHARE:
Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat
Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat

Uberの共同創業者・CEOのTravis Kalanick氏は、欧州の4つの若いスタートアップに投資をすることを発表した。

今回の投資の発端は今年5月にさかのぼる。UberがUberPitchプログラムを欧州で開催したときのことだ。簡単にいえば、駆け出しの起業家が自動車の後座席で地元の投資家に事業のアイデアをピッチするというものだ。Uberアプリによって企画されるエレベーターピッチともいえる。

21カ国の37都市の起業家による4000を超えるピッチが応募されたが、最終候補の4つがベルリンに招待され、ベンチャーキャピタリストと時間を過ごし、カンファレンスや「incubator mashups」に参加できることになった。

Kalanick氏自身も参加し、4つのチームには大いに感心したようで、その4社にはUberを通じて直接投資をすることになった。

Above: Kalanick (middle) with Malbranche (Brigad), Matthews (Memrica), Vego (Otly), and Urbanski (Hipromine)
上: Kalanick氏 (中央) と Malbranche氏 (Brigad), Matthews氏 (Memrica), Vego氏 (Otly), Urbanski氏(Hipromine)

フランスのスタートアップBrigadはオンデマンドマーケットプレイス(Uberのように)で、レストランとスタッフを結びつける。イギリスのMemricaは記憶に問題がある人が優先事項を忘れないように手助けするアプリ。オランダのスタートアップOtlyは親によって運営される子供向けの銀行だ。4社目のHipromineはポーランド発で、薬学、食事、ビオ燃料とオイルの分野で昆虫をいかに活用できるか研究を進める予定だ。

4社にどれだけの投資をしたのかについては、「少額」ということ以外Uberは明かしていない。今回の投資は、Uber自身というよりもKalanickの個人的なプロジェクトであるといった方が理にかなっているだろう。

だが、Uberは地元の起業家と協調することによって、ここ数年Uberの成長に対して敵意を示してきた欧州大陸において好意を求めている可能性もある。もしくはKalanick氏は単にスタートアップコミュニティに対して還元する方法を模索しているのかもしれない。

Kalanick氏はFacebookの投稿で次のようにコメントしている。

起業家であることは決して簡単ではありません。最高のアイデアでさえも、成功するのに必要な外部への露出や支援を得るのに苦労することがあります。私はこの4社と共に仕事をして、彼らがその巨大な可能性を実現するお手伝いをすることを楽しみにしています。

(こちらの記事の抄訳です)

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】