プライベートジェット機のマーケットプレイスであるJetSmarterが、三度目の資金調達ラウンドで1億500万ドルを調達した。調達前の評価額は15億ドルになる。
JetSmarterは、会員料金を支払えば、稼働していないジェット機と空いている席をアプリ上から予約できるサービスだ。
今回のラウンドには、アブダビに拠点を置くグロース・エクイティファンド、プライベートジェットオペレーターとして業界を牽引するJetEdgeが戦略パートナーとして、ロンドンに拠点を置くVCのKZ Capitalと、カタールに拠点を持つプライベート・エクイティファンドなどが、その他の戦略的な民間投資家と共に投資家としてに参加している。既存の投資家として、今回のラウンドに参加した者にはサウジアラビア王室のメンバーとミュージシャンのJay Zも含まれている。
JetSmarterの従業員数は250名を超える。同社いわく、直接的な競合はいないものの、SurfAirのようなスタートアップは従来の航空業界をディスラプトしようと試みているという。
JetSmarterは、会員が既に運行スケジュールが決まっているプライベートジェット機の席を検索予約できるJetShuttleのようなサービスを提供している。JetCharterは、会員が自分の貸切フライトをカスタマイズしつくれるようにするものだ。そして、JetDealsを使えば、会員は日々新しい都市に行く片道フライトを予約することができる。
過去12ヶ月間で、JetSmarterは大きくサービスを拡大してきた。重点を置いているのは、米国、欧州、中東内のニューヨーク、シカゴ、ラスベガス、パリ、モスクワ、ドバイなどの都市を運行する、会員がシェアして利用するJetShuttleのフライトを増やすことだ。今回の資金調達は、JetSmartがJetShuttleのネットワークを大きく成長させ、提供都市を広げ、またアジアと南米に拡大する上でも後押しになるだろう。
(本記事は抄訳です。)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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