予約システム自動化の「Coubic(クービック)」、サロン予約アプリの「Popcorn(ポップコーン)」で知られるクービックは18日、グロービス・キャピタル・パートナーズ(以下、GCP と略す)と DCM から3億円を調達したと発表した。
同社はこれまでに、DCM と GREE Ventures から2014年4月に5,000万円、2015年4月に3.1億円を調達している。DCM は既存投資家であり、GCP は今回のラウンドで新たな投資家となる。クービックにとっての外部調達金額の合計は、公表されているものだけで6.6億円となる。
また、今回の調達とあわせて、GCP のパートナーで Chief Strategy Officer の高宮慎一氏がクービックの取締役に就任することも明らかになった(DCM の日本代表である本多央輔氏は、2015年4月のクービック資金調達時に社外取締役に就任している)。クービックでは調達した資金を用いて、Coubic の機能強化のための人材採用、プロダクト開発、マーケティングを強化するとしている。
クービックは2013年10月、グーグルの検索プロダクトマネージャーやグリーの海外企業・新規事業案件の立ち上げを経験した倉岡寛氏(現在、クービック代表取締役)により設立。2015年4月に、元ゴールドマン・サックスVPの間庭裕喜氏が取締役に就任した。Coubic を2014年4月に、Popcorn を2015年2月にローンチしており、このうち Coubic については、サービスから3周年を迎えた2017年4月段階で、累計ベースで登録事業者数が4万件を突破したことを明らかにしている。
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