ホームセキュリティ・デバイスや関連するクラウドサービスを開発する Secual(セキュアル)は31日、NHN JAPAN の CVC として今年7月に設立された NHN CAPITAL から資金調達したことを発表した。調達金額は明らかにされていない。Secual は NHN CAPITAL にとって、初の投資先となる。
「オートーク」では、ユーザの Google カレンダや Outlook カレンダなどと連携し、アポを取る相手とユニークな URL リンクを共有するだけで、候補日のやりとりか代行し自動化することができる。「オートークビズ」には、加えて、氏名や勤務希望地・時間などの基本情報をヒアリングする機能が備わっており、アルバイトを多く採用する企業などで面談調整を担当するコールセンターの業務省力化を実現しており、すでに複数の上場企業に採用されている(ネオキャリアが採用していることを明らかにしている)。
Appier の共同創業者で CEO の Chih-Han Yu(游直翰)氏は、同社が現在、世界中の1,000社以上の企業にサービスを提供していると Tech in Asia に語った。Appier がサービスを提供する有名ブランドには、アウディ、Tokopedia、エスティローダー、ミニッツメイド、Taj、香港エクスプレスなどがある。
日本のメッセンジャーアプリ LINE は、Appier のシリーズ C ラウンドで、もう一つの特筆すべき投資家である。その背景は、人工知能が大きな理由としてあるようだ。LINE の CEO 出澤剛氏は今年初め、人工知能を「LINE にとって最も重要なプロジェクト」だと述べ、「十年前にスマートフォンが普及し始めたときと同じくらいドラマティックなパラダイムシフト」だと表現した。
また、主要市場のいくつかでユーザが大量に流出している LINE は、昨年の IPO 以降、M&A 活動を積極化させてきた。出澤氏は昨年のインタビューで、LINE がニューヨーク証取上場で調達した13億米ドルの一部は、LINE がメッセージやモバイルゲームから、フードデリバリ、職探し、旅行予約などに領域拡大をすべく買収に使われるだろうと語っていた。出澤氏は、ビジネスモデルや人材の条件が適切でさえあれば、買収対象の企業に規模や場所にはこだわらないと語っていた。