中国第2位の検索エンジンSogou(捜狗)、ニューヨーク証取上場で6億米ドル規模の調達へ

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Sohu(搜狐)のサーチエンジン子会社である Sogou(捜狗)は北京時間10月13日の夜、ニューヨーク証券取引所での IPO により、最高で6億米ドルを調達することを証券取引委員会(SEC)に届け出た。その日の Sohu の株式はニュースを受け上昇して終了。Sogou の株式コードは SOGO となる予定だ。

今年1月には、Sogou は入札方式で株式の10%を50億米ドルで新規公開することを目指している、と Bloomberg が報じた。内容は、特にモバイル事業の分野において AI や機械学習を改善することで Baidu(百度)に追い付くための資金を調達することである。その後7月31日、Sohu はアメリカでSECに登録申請を行うと発表したが、届出は機密扱いとなった。この発表により、同社の潜在評価額は Bloomberg が報道したものとほぼ同じとなった。

Sogou の利益は増加しており、この発表により13日の Sohu の NASDAQ 上場株式は13%上昇した。Sogou は2016年に6億6,000万米ドルの収益を上げており、その90%はサーチエンジンサービスによるものである。そして、2016年以降今年の6月30日までの間に収益はさらに7億1,000万米ドルにまで増加した。

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目論見書によると、Sohu が Sogou の37.8%、Sohu の CEO である Zhang Chaoyang(張朝陽)氏が9.2%、Sogou の CEO である Wang Xiaochuan(王小川)氏が5.5%、そして2013年に4億4,800万米ドルを投資して株式の40%を取得した筆頭株主 Tencent(騰訊)が43.7%を所有しており、株式保有割合により Tencent が支配権を確保している。Tencent は、WeChat(微博)のコンテンツを Sogouを 介して独占的に検索可能にしている。

Sogou のサーチエンジン市場シェアは徐々に上昇しており、現在約16%に達している。Baidu(百度)はいまだ45%でトップであり、2位は Alibaba(阿里巴巴)のShenma(神馬)が21%を占めている。

今回の Sogou のIPO申請は、Alibaba 向けに特化しているロジスティクス会社 Best(百世物流)のIPOに続くものである。Best は NASDAQ で目標としていた10億米ドルには届かない4億9,500万米ドルしか調達することができず、IPO は不発に終わった。

しかし、別の理由が隠れている可能性もある。以前、Sogou の CEO である Wang Xiaochuan 氏は、同社が上場するまで結婚しないと発言したことがあるのだ。もしかすると、IPO の目標額が低めに設定されているのは株主以外の理由によるものかもしれない。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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