100BANCH では、このコラボレーションスペースのテーマでもある、これからの100年を作る若者リーダーのプロジェクトを推進するアクセラレーションプログラム「Garage Program」を実施している。昨年のオープンからの1年間で、Garage Program には300プロジェクトの申込があり67プロジェクトが採択・稼働中だが、ナナナナ祭の期間中、このうちのいくつかのプロジェクトがデモや展示を実施している。
昨年の夏、スタートアップ・キャンパスの「Station F」は、当時選出されたばかりのフランス大統領 Emmanuel Macron 氏が参列し、豪華な式典で幕を開けた。今日(原文掲載日:6月27日)、Station F は最初の12ヶ月間の進捗を言わすパーティーを開催した。 フランスの起業家 Xavier Niel 氏が生み出した Station F は、世界最大のスタートアップ・キャンパスと言…
Station F Image credit: Patrick Tourneboeuf
昨年の夏、スタートアップ・キャンパスの「Station F」は、当時選出されたばかりのフランス大統領 Emmanuel Macron 氏が参列し、豪華な式典で幕を開けた。今日(原文掲載日:6月27日)、Station F は最初の12ヶ月間の進捗を言わすパーティーを開催した。
フランスの起業家 Xavier Niel 氏が生み出した Station F は、世界最大のスタートアップ・キャンパスと言われる。Niel 氏は、自己資金数億ユーロを投じて、鉄道駅跡地を起業家の集まるホットスポットへと改装した。
AR 開発のためのプラットフォーム構築を行ってきた Infinity AR は、これまで Alibaba(阿里巴巴)やサン電子等から累計2,500万米ドルの資金調達を行ってきたが、2018年にエクイティと ICO を融合したラウンドで4,000万米ドルの調達を計画している。TGE(トークン生成イベント)を通して、トークンエコノミーの形成、ブロックチェーンによるコンテンツマネジメント、トークンによる決済を含む XR の総合マーケットプレイスである IAR ストアを開発する予定。
LeadCoin は、ブロックチェーン技術を用いた分散型 Web マーケティングプラットフォームを開発。リード(購入見込み顧客)の購入意欲・購入希望商品などに応じて LeadCoin がリアルタイムでデータを更新し、事業者に情報提供を行う。LeadCoin のネットワーク上でのリードの売買は独自トークン LDC を用いて行われる。現在約97%が休眠データとなっている Web マーケティング業界で、分散化技術による高度なセキュリティを実現した新たな手法としてスタンダードになることを目指す。2018年3月に行われた ICO では30分以内に5,000万米ドルを調達した。
5. BlockTV
BlockTV は、現在中央集権的に情報のコントロールを行うテレビメディアをブロックチェーン技術を用いて非中央集権化することで、信頼度が高く意味のある情報を発信していくことを目指す。PoW(Proof of Watch)により、新たな形の広告モデルを構築し、視聴者限定の独自トークンBTVの配布を通じて新たなコミュニケーションを可能にする。2018年8月テルアビブでスタジオをオープンし、2018年12月より配信を開始予定。その後、ロンドン、東京、ニューヨークにもスタジオを開設予定。
IT 人材支援サービスを提供するアイデンティティーは先ごろ、DG インキュベーション、Spiral Ventures Japan、SMBC ベンチャーキャピタルの3社から総額4億円を調達したと発表した。調達した資金を使って、同社では求人マッチング情報サイト「braineer career」(正社員転職)「braineer freelance」(フリーランス)「braineer dispatch」(…
アイデンティティの主要メンバーの皆さん Image credit: Identity
IT 人材支援サービスを提供するアイデンティティーは先ごろ、DG インキュベーション、Spiral Ventures Japan、SMBC ベンチャーキャピタルの3社から総額4億円を調達したと発表した。調達した資金を使って、同社では求人マッチング情報サイト「braineer career」(正社員転職)「braineer freelance」(フリーランス)「braineer dispatch」(派遣)などの集客強化、プロダクト開発、海外展開などに注力するとしている。
アイデンティティーは2008年8月、自身もエンジニア出身の今野力氏(現・代表取締役)らにより設立。勤務形態に対応した IT 人材の総合支援サービスを提供している。2017年1月からは「braineer」をスタート、さらに、同年12月からは転職・就職した後の人材をフォローアップするためのツールとして「Career Support(career / freelance / dispatch )」というアプリをリリースした。
braineer career Image credit: Identity
IT 人材支援サービスは世の中に数多く存在し、企業側と人材側の双方から自社を選んでもらうための差別化とブランディングは、特にこの種の業界にとって大きな課題だ。アイデンティティーでは自社メディアの機能を社内に持つことで情報発信の強化に成功している。
braineer と連動するアプリ Career Support では、定期的に簡単な質問に答えてもらうことで、紹介した人材が転職後に問題を抱えていないかを総合的に診断。このアプリで質問に回答したユーザにはマイレージポイントが付与され、たまったポイントに応じてAmazon ギフトと交換することができる。フォローアップを図ることで、紹介人材が転職先で一定のキャリアを積んだ後、次にまた転職しようとする機会が出てきたときに、再びアイデンティティーを頼ってもらえる関係性を維持したい、という意図があるようだ。