
「STARTUP CITY SAPPORO」は今週、さっぽろ連携中枢都市圏(札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)と連携し、With/After コロナ時代の地域、行政課題をスタートアップと協働して解決するプロジェクト「Local Innovation Challenge HOKKAIDO」開始すると発表した。
募集が開始された第1期では「ニューノーマル時代の新しい観光サービス」や「行政 DX の推進」など14の課題テーマへの解決策を募集。スタートアップとのマッチングや実証実験は、START UP CITY SAPPORO 事務局が支援し、国内外のスタートアップがフルオンラインでの参加することも可能だ。第1期は10月末まで募集され、審査を経て2〜3社を採択、2020年11月〜2021年3月の実施を予定している。
採択されたスタートアップには、プロジェクト支援金として最大50万円が支給されるほか、STARTUP CITY SAPPORO 事務局による実証実験のハンズオンフォロー、札幌連携中枢都市圏の関係機関との調整支援が提供される。
STARTUP CITY SAPPORO は、札幌市、さっぽろ産業振興財団、D2Garage(デジタルガレージと北海道新聞社のジョイントベンチャー)が昨年設立した、国内外のスタートアップと社会をつなぐことを目的に昨年設立されたプロジェクト。アクセラレータプログラムの「Open Network Lab HOKKAIDO」と連携するほか、札幌を舞台に開催される年次イベント「NoMaps」らも協力している。
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