飲食店向けインバウンド誘客・決済サービス提供の日本美食、農林中金や個人投資家複数名から10.1億円を調達——旅行や買い物にも商圏を拡大へ

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日本美食
Image credit: 日本美食

インバウンド観光客に特化した、飲食店や旅行業界向け誘客・決済サービス「日本美食(Japan Foodie)」を提供する日本美食は23日、総額10.1億円を調達したと発表した。リードインベスターは農林中央金庫で、複数の個人投資家が参加している(投資家名については、明らかになったものについて追って追記する)。

これは同社にとって、今年6月に実施したプレシリーズ A ラウンドでの1.3億円の調達に続くものだ。プレシリーズ A ラウンドでは、イノベーション研究所代表の西岡郁夫氏、MS キャピタルの袁小航氏、千葉功太郎氏、ピー・アンド・イー・ディレクションズ代表の島田直樹氏、ヤフー執行役員でクロスシー代表の田中祐介氏、レジェンド・パートナーズが参画している。直近のラウンドはシリーズ A ラウンドと見られ、プレシリーズ A ラウンド時に参加した個人投資家のうち、継続して参加した投資家が複数名いると見られる。

Image credit: Masaru Ikeda

Japan Foodie は、厳選された日本国内の飲食店を紹介する「メディア機能」、4言語対応で予約と事前決済が行える「予約機能」、QRコードと NFC で15種類の決済手段に対応する「スマホ決済機能」で構成されるモバイルアプリだ。お店に対しては送客に加え、ノーショウ(予約後キャンセル連絡無しでの来店無し)を防止できるだけでなく、ユーザに関する消費行動履歴のデータを位置情報とともに取得しデータベースを構築しており、効果的な店舗送客やプロモーションの提案を実現している。

同社は先ごろ参加した東京スター銀行の外国人起業家ビジネスコンテストのデモデイで、飲食だけでなく、交通、宿泊、ショッピング、アクティビティなどにまで提供内容を拡大し、最終的には「日本美遊」の名前でインバウンド向けワンストップサービスにまで拡大させる計画を明らかにした。今後、インバウンド客の増大や2020年オリンピックへの来訪客で、さらなるユーザの拡大が期待される。

東京スター銀行の外国人起業家ビジネスコンテストのデモデイでのピッチ
Image credit: Masaru Ikeda

日本美食は昨年、JR East Acceleration Program のアクセラレーションコースに採択された。また、creww が運営する Tokyo Metro Accelerator 2017 に採択され、実証実験では地下鉄駅を起点にインバウンド客を対象にした飲食店送客を実施したほか、01Booster が運営する KEIKYUアクセラレーター 2018 ではアライアンス賞を獲得している。

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