中国の〝ニューリテール〟コーヒースタートアップLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、赤字ながらも値下げ攻勢を継続へ

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中国のコーヒーチェーンスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)の損失額は9億人民元近く(約145.7億円)。にもかかわらず、同社のスポークスマンは今後も資金を投入し、中国のコーヒー愛好家に向けて割引を続けていくことを、TechNode(動点科技)に明かした。

中国の報道機関 QDaily(好奇心日報)が入手した同社のビジネスプランによると、今年から9ヶ月で8億5,700万人民元(約138.7億円)の純損失を出したという。このビジネスプランはシリーズ B ラウンドのために作成したものと伝えられている。

Luckin Coffee は「今年末時点で、損失額はさらに増加する可能性がある」と声明で発表した。同社視点で見ると、資金投入は中国市場での席巻を目指す計画において重要な役割を果たすもので、この膨大な赤字は「経営チームの予測に沿ったもの」と言える。

2018年の年間売上高は7億6,300万人民元(約123.5億円)になると同社は予想。2021年末までに185億人民元(約2,993.9億円)まで増加するだろうと予測している。

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今月初め、デリバリーサービス展開のため Meituan(美団-大衆点評)と業務提携を結んだ。中国の人気ライフスタイルアプリを通じ、21都市で利用可能となる。Meituan のプラットフォームは中国全土でオンライン販売に移行させる中で、Luckin Coffee にトラフィック数の増加、より多くの消費者へアピールする方法を提供する。9月以降、競合のスターバックスは Alibaba(阿里巴巴)支援の Ele.me(餓了麼)と提携し、30以上の都市で持ち帰りオーダーができるようになった。

中国のデータサービスプロバイダ Jiguang(極光)は同社に関するレポートの中で、以下のように記している。

潤沢な資金、そして強い存在感を持つおかげで、Luckin Coffee は今夏、ユーザベースで目まぐるしい成長を遂げました。

Luckin Coffee によると、1年に満たない運営期間で1,200万人以上の中国消費者にサービスを提供した。しかし、資金投入後の固定客に関するデータは明かされていない。

Luckin Coffee はコーヒーチェーンの運営会社で2017年7月、廈門(アモイ)で設立された。今年初めから商品の大幅割引や多額の資金投入で運営を開始した。今月初めシリーズ B ラウンドが発表され、現在同社の企業価値は22億米ドルを超える。

【原文】

【via Technode】

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