中国のコーヒースタートアップLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、シリーズB+ラウンドで1億5,000万米ドルを調達——時価総額は29億米ドルに

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中国のコーヒーチェーンスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)はシリーズ B+ ラウンドで1億5,000万米ドルを調達した。同社の発表によれば、これは2億米ドルを調達した12月のシリーズ B ラウンドに続くものだ)。これで時価総額は29億米ドルとなったが、12月時点では22億米ドルだった。

このうち、アメリカの投資・資産運用会社 BlackRock が1億2,500万米ドルを出資した。残りの金額を出資した投資家は明らかにされていない。

創業2年で Starbucks(星巴克)に挑む同社は、当初から投資家の注目を集めていた。今回の3億5,000万米ドルの投資案件は、6月にクローズした2億米ドルのシリーズ A ラウンドに続くものだ。

今回調達した資金の使途について TechNode(動点科技)からの問い合わせに対し、同社の担当者は回答を控えた。12月に調達した資金は、配送時間の短縮に活用された。今では、顧客からの注文を受けてから30分以内の配送となっている。

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無料サンプルの提供、店舗ネットワークの拡張、Starbucks などの競合に対抗するための人目を引くマーケティングキャンペーンに過度に依存するビジネスモデルで成長してきた同社にとって、資本へのアクセスは重要な成長要因となっている。

これまで成長を続けてきたものの、財務基盤は脆弱である。シリーズ B ラウンドのために作成され、中国の通信社 QDaily(好奇心日報)が入手した同社の事業計画によると、2018年第3四半期までの決算は、8億5,700万人民元(約143億円)の赤字だった。

しかしながら、当面の間は相当の割引サービスを提供していく戦略であるという。同社設立者兼 CMO の Yang Fei(楊飛)氏は中国メディアに対し、8億人民元(約133億円)ほどの純損失は想定の範囲内で、今後3~5年は割引サービスを提供し続けると述べた。

同社はかなりの損失を計上しているが、持続可能性に暗い影を投げかけている。他にもキャッシュフローが厳しい状況となっている兆候があるほか、IPO 要件を満たすために会長が銀行に個人ローンの申し込みをしたという噂が流れている。

【原文】

【via Technode】

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