ロケットスタッフ、マンガ読み放題アプリ「マンガKING」のサブスク機能をローンチ——将来は仮想通貨によるマンガの新流通システムも構築へ

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Image credit: Rocketstaff

ロケットスタッフは18日、同社のマンガアプリ「マンガ KING」について、サブスクリプション機能をローンチした。もともと、マンガ KING は広告収入モデルにより無料で提供されてきたが、ユーザは今回追加されたサブスクリプションオプション「KING プラス」を購入することで、広告無しや先読み作品が読み放題になる。料金は1ヶ月で880円(税込)。

マンガ KING は、出版社と提携して以前に発行されたマンガをデジタル化し、広告から得られる収入を出版社とレベニューシェアするビジネスモデルで運営されてきた。マンガ KING 上で無料で読める漫画の本数は50,000話以上に上るが、ユーザは KING プラスに加入することで購読可能な漫画本数はさらに増えることになる。

マンガ KING の新たなバージョンには、アプリの立ち上げの都度、トップページに表示される作品が自動的に変更され、どの作品がタップされるかユーザの好みを学習する機能が実装されている。今後、ユーザ毎に異なる作品を提案する AI レコメンデーションの機能が提供される予定だ。

ロケットスタッフでは昨年来、ブロックチェーンを使ったアドネットワーク「ACA NETWORK」の開発に着手していたが、こちらは「時期がまだ早すぎた(ロケットスタッフ CEO の高榮郁氏談)」との判断から、サービスを一度シャットダウンすることにしたそうだ。今後、同社のマンガ KING を中心としたコンテンツ事業の強化に力を入れることになる。

ロケットスタッフでは2020年以降、台湾や韓国の人気漫画家チームと提携、作品毎に仮想通貨「マンガトークン」を発行し、ブロックチェーンを使ったマンガの新流通システムも構築する計画。出版社などとも連携しながら、ファンの評価がクリエイターのモチベーションや収入につながる独自のエコシステムを作り上げたいとしている。

マンガ KING のサブスクリプション版や、ユーザの好みの学習機能が実装されているのは、現時点で iOS 版のみで、Android 版については後日が対応なされる見込み。「マンガ KISS」「マンガ MINT」など、ロケットスタッフが配信する女性向け漫画アプリについて、同様の対応が取られるかどうかは現時点で不明である。

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