TechNode主催Asia Hardware Battle 2019、インド予選の結果を発表——新生児モニタリングのNemoCareとスマートリング開発Lazyが上海本戦へ

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Asia Hardware Battle(AHB)インド予選が9月20日、KStart、パークスクエアモール、ITPB、ホワイトフィールド、バンガロールで、TechNode と RevvX Hardware/AI Accelerator の協力により無事開催された。AHB の決勝ラウンドにインドを代表して出場する権利をかけて、11社のハードウェアスタートアップが登壇した。審査基準はイノベーション、機能性、ビジネスバリュー、持続可能的な事業開発、技術的なブレークスルー、デザインの6カテゴリーだった。

複数の審査員による厳しい評価と何段階もの選考を経て、Nemo Care Wellness と Lazy Co. が AHB インド予選で優勝した。両社は、10月末に上海で行われる2019年の AHB 決勝ラウンドにインドを代表して出場し、他地区の代表と競うことになる。

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優勝チーム:NemoCare Wellness

審査員を務めた Revvx Hardware/AI Accelerator の創業者 Avinash Kaushik 氏(最右)から表彰を受ける NemoCare 共同創業者兼 CTO Manoj Sanker P.R. 氏(右から4番目)
Image credit: RevvX

NemoCare Wellness は、新興市場において、革新的で手頃でアクセスしやすく、正確なモニタリングソリューションを構築することで、事前に防ぐことのできる新生児や母親の死亡事故を無くす取り組みを行っている。このソリューションでは、無呼吸症、低体温症その他の機能不全を検知するために使用され、生命に関わる重要なパラメータを継続的にモニタリングするウェアラブル機器を新生児に装着する。

中央プラットフォームに無線で接続される統合診断ツールを活用することによって、看護師は多くの新生児を同時にモニタリングできるほか、特定の症状が検知されればアラートが送られる。この機器は生命に関わるパラメータを継続的に追跡して身体の不具合を検知し、保護者にアラートを出して適切な介入ができるようにしている。集められたデータは安全に保存され、医師は事後的にアクセスできる。

優勝チーム:Lazy Co.

審査員を務めた Revvx Hardware/AI Accelerator の創業者 Avinash Kaushik 氏から表彰を受ける Lazy Co. 創業者兼 CEO Aoorv Shankar 氏(最右)
Image credit: RevvX

Lazy Co. は、AI 対応のスマート指輪「Aina」を開発している。携帯電話を Bluetooth 5で接続し、スマホをリモコンとして使用する。Aina は適切なタイミングで適切なショートカットを表示し、ショートカットをコントロールする一番簡単な方法を示す。例えば、朝7時に起床したとき、コーヒーメーカーにスイッチを入れるというショートカットが目に入る。

指輪をスワイプするとコーヒーメーカーがコーヒーを淹れてくれる。同じように、朝食をとっている間、オフィスに向かうタクシーを予約するショートカットを目にする。これをスワイプすると、タクシーが予約される。電話と同じくらい強力な機能を持つと思われるリモート・プロセッサーとして使用することで、Aina は入力・出力用のインターフェースの機能を果たす。

審査員

  • Avinash Kaushik 氏(RevvX Hardware/AI Accelerator 設立者)
  • Manoj Agarwal 氏とMayuresh Raut 氏(SEA Fund マネージングパートナー)
  • Parag Agarwal 氏(Samsung 製造部門長)
  • Sumeed Ahmed 氏(Capgemini シニアディレクター)
  • Aziz Jiwani 氏(RevvX Hardware/AI Accelerator の EIR)
  • Adam Walker 氏(Montane Ventures グロースアソシエイト)

登壇スタートアップ

  1. Entra mechatronics の世界初の完全自動炊飯器「Rizentra」 は、3つの機能(保存、計量、洗米・調理)を1台でがコンセプト。
  2. Rudra Labs は、WiFi から最新の接続技術(NB-IoTなど)まで、様々な接続プロトコルをサポートするよう設計されたスマート・ハードウェア・プラグイン(SHP)を開発。
  3. Astrek Innovations はウェアラブルなロボティック・デバイス「exoskeleton」を提供。下肢の不自由な人が再び歩行できるようにする手助けを行っている。
  4. Fractal Works は 3D プリンターを備えた製造機器に取り組む。製造業クラスのパターン製造、ソフトウェアのエコシステムの訓練・確立、工場内で仕上げ機器の公表を行う。
  5. Ping Pong Robotics は卓球ロボットを製造。モバイルアプリでコントロールできるほか、卓球選手やコーチが使える。
  6. IndigoFish Eco Farms は、コールドチェーンを使うことなく出自が追跡可能で、安全かつすぐに調理できる魚を提供。
  7. Lazy Co. は、携帯電話と接続するAI対応のスマート指輪「Aina」を製造。
  8. Newt Bikes は、都市部に住む若い近距離通勤客向けに楽しく簡単に乗れる自転車を製造。
  9. NemoCare wellness は、無呼吸症、低体温症その他の機能不全を検知するために使用され、生命に関わる重要なパラメータを継続的にモニタリングするため新生児に装着するウェアラブル機器を開発。
  10. Vicara Tech は、身振りでコンピューター、ハードウェア、ソフトウェアアプリケーションとやり取りができるウェアラブル動作認証プラットフォーム「KAI」を開発。
  11. Euphotic Lab は、レストランで料理を自動で事前準備するロボットを開発。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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