
Image credit: Marui Group
ショッピングモール運営大手の丸井グループ(東証:8252)は12日、D2C(direct to consumer)スタートアップとの協業・共創に向けた新会社 D2C&Co.(ディーツーシーアンドカンパニー)の設立を発表した。同社の社長には、丸井グループで取締役常務執行役員 CFO を務める加藤浩嗣氏が就任した。丸井グループは2019年3月期の決算説明で、OMO(Online Merges with Offline)ストア、デジタルネイティブストアの展開に注力することを明らかにしていた(16分30秒、資料40頁〜)。
丸井グループはこれまでに、オーダースーツ EC サービスを提供する FABRIC TOKYO、インスタントコマースの BASE、パーソナライズヘアケアブランド「MEDULLA(メデュラ)」を運営する Sparty らにそれぞれ出資。これらのスタートアップは、丸井グループが運営する商業施設「マルイ」で、期間限定店舗、旗艦店舗、常設店舗などを展開している。

Image credit: Marui Group
<関連記事>
- パーソナライズヘアケアのD2Cサブスク「MEDULLA(メデュラ)」運営が約6億円を調達——丸井、XTech Ventures、アカツキ、JINSから
- FABRIC TOKYOが丸井グループと10億円規模の資本業務提携、国内D2Cのオフライン戦略を推進ーー月商は数億円規模に成長
- マルイでBASEのショップ商品が購入可能に、BASEとファッションビルの丸井グループが協業
これまでに、丸井グループはギフトサービスを展開するギフティ(東証:4449)のシリーズ C ラウンド、衣服生産プラットフォームのシタテルの2019年のラウンドにも参加している。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。- 会員限定記事・毎月3本
- コミュニティDiscord招待