和歌山のglafit(グラフィット)、立ち乗り電動バイク「X-Scooter LOM」の国内クラウドファンディングを開始

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「X-Scooter LOM」
Image credit: Glafit

和歌山発のバイクメーカー glafit(グラフィット)が Makuake に登場したのは3年前のこと。同社初となる電動ハイブリッドバイク「GFRー01」は、クラウドファンディングで当初目標の15倍に相当する約4,700万円を集めるほどの人気だった。今年年初の CES(Consumer Electronics Show)では、同社2つ目となる立ち乗り電動バイク「X-Scooter LOM」を公開し、アメリカ市場展開を念頭に Kickstarter でクラウドファンディングを始めたが、その後新型コロナウイルスの影響で断念した。

一方、日本は緊急事態宣言も解除され、油断は大敵ながら一時期の感染拡大のピークは乗り越えたように見える。感染予防の観点から満員電車での通勤を避けることが求められるようになる中、今週には LUUP が小型電動アシスト自転車のシェアサイクルを当初予定より前倒しでサービスを始めるなど、モビリティスタートアップの動きが活発化しつつある。そのような状況下で、glafit からも新たなニュースだ。X-SCOOTER LOM を日本先行でクラウドファンディング・販売開始するというのだ。

世界的に見て、ラストワンマイル分野には多くの電動キックボードが参入しているが、環境面、交通安全面、商業採算面から言って課題は少なくない。特に日本国内では「原動機付き自転車」の扱いになるも関わらず、国内で乗られている多くの電動キックボードが保安基準を満たしておらず、原付登録をしていない状態の違法なものが多いという。glafit では X-SCOOTER LOM について、「電動キックボードのように気軽に乗れるモビリティで、環境と安全性への配慮を十分に考慮した」と開発の経緯を説明する。

X-SCOOTER LOM は第一種原動機付自転車(排気量50cc以下)で、ステップに跨り立ち乗りで運転するスクーター。安定性と操作性を追求していて、段差や石畳みなどのデコボコ道にも対応できるという。一回の充電で約40km、最大時速25km以上で走行できる。専用アプリでバッテリ残量や航続可能距離が確認できるほか、キーシェア機能により、家族や友人とのシェア利用も可能だ。制動機能には、誤操作しにくいブレーキレバーとディスクブレーキを採用している。