中国の小中高生向け教育スタートアップZuoyebang(作業帮)、シリーズEで7.5億米ドルを調達——コロナ禍の自宅学習需要増で弾み

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Image credit: Zuoyebang(作業帮)

中国のトップオンライン家庭教師プラットフォームの一つ「Zuoyebang(作業帮) 」は6月29日、Fountainvest Partners(方源資本)と Tiger Global がリードした7億5,000万米ドルのシリーズ E ラウンドのクローズを発表した。

重要視すべき理由:新型コロナウイルス感染拡大により、学生が自宅学習を余儀なくされたため、中国の EdTech 大手には投資家の関心が集まっている。

詳細情報:同社の創設者で CEO の Hou Jianbin(侯建彬)氏は、29日に公開された社内レターの中で本調達について明らかにした。

  • 同社の声明によると、このラウンドに参加した他の投資家は、Qatar Investment Authority、Sequoia Capital China(紅杉資本)、ソフトバンク・ビジョン・ファンド I 、Tuantu Capital(天図資本)、Xianghe Capital(襄禾資本)など。
  • 同社は、登録ユーザが8億人を超え、そのうち1億7,000万人が月間アクティブユーザ、5,000万人が日間アクティブユーザであると述べている。
  • 同社によると、ライブストリーミング事業のフルプライスユーザは過去2年間で10倍以上に急増し、2019年には前年比400%の急増を記録したという。同社の2020年春学期のライブストリーミング講座には130万人以上のユーザが登録していたとされる。
  • Hou 氏によると、収益はコース開発や新プロダクトのほか、新モデルや新規事業のイノベーションにも投資されるという。
  • Hou 氏によると、中国の約2億人の幼稚園~高校生の90%以上がブロードバンドネットワークにアクセスしているという。同氏はレターの中で次のように述べている。

テクノロジーをいかに活用して学習効率を向上させるかが、オンライン教育の使命だ。これもまた、この時代からの贈り物だ。

背景:ロイターは6月上旬、投資前の評価額を65億米ドルと報じた

  • 企業情報プラットフォーム「Tianyancha(天眼査)」によると、同社は過去6回の資金調達ラウンドを合わせて10億米ドル以上の資金を調達している。ソフトバンク・ビジョン・ファンド I は、2018年11月に同社の直近の5億米ドルのシリーズ D+ をリードした。
  • Zuoyebang は、中国の検索エンジン「Baidu(百度)」の Q&A サイト「Baidu Zhidao(百度知道)」の下でインキュベートされたプログラムとして2014年1月に立ち上げられた。2015年にスピンアウトし、中学・小学生の学生に特化した Q&A プラットフォームを構築した。
  • 当初は、ユーザが宿題の写真をアップロードして回答を得るツールとしてスタートしたが、2014年には1対1の Q&A セッションを提供し、2016年にはライブストリーミングによる個人指導を提供するまでに拡大した。

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【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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