中国のEVスタートアップXpeng(小鵬)、 シリーズC+ラウンドで3億米ドルを追加調達——中国のEV市場復活への楽観論を反映か【報道】

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中国・成都の文殊院前に駐車する Xpeng G3 2020 モデル。
Image credit: Xpeng Motors(小鵬)

電気自動車(EV)スタートアップの Xpeng Motors(小鵬)は、シリーズ C+ の一環として3億米ドルを追加調達し、今回のラウンドでの調達総額は8億ドルに達した。

重要視すべき理由:今回の取引は、2019年下半期に対する失望の後、中国の EV 市場に対する楽観論が高まっていることを反映している。2019年半ば、中国政府が購入補助金を約50%削減したことで、EV 販売は急落した。

  • また、2020年第1四半期には、中国で新型コロナウイルスの感染拡大で業界は大きな打撃を受けた。China Passenger Cars Association(乗用車市場信息聯席会)の数字によると、2月に販売された新エネルギー車はわずか1万1,000台で、12月の13万7,000台から減少した。

詳細情報:中国南部の広州市を拠点とする Xpeng は、中東の政府系投資ファンドであるカタール投資庁など新規投資家から追加で3億米ドルを調達していると、ロイターが情報筋を引用して報じたCNBC によると、EC 大手の Alibaba(阿里巴巴)も資金調達拡大に貢献したという。

  • 7月初め、Xpeng は5億米ドルのシリーズ C+ ラウンドを発表、エクイティ投資会社 Aspex Management、アメリカのテックヘッジファンド Coatue Management、グローバル PE 企業 Hillhouse Capital(高瓴資本)、Sequoia Capital China(紅杉資本)から支援を受けた。
  • ロイターが情報筋に語ったところでは、同社は今回の資金調達をさらに拡大する可能性がある。
  • TechNode(動点科技)は3日午後、Xpeng の広報担当者に資金調達の拡大についてのコメントを求めたが、Xpeng はこれを辞退した。
  • 新たな投資家が加わったことで、Xpeng のシリーズ C ラウンドは8億米ドルに達した。
  • Xpeng は6月、アメリカでの IPO を秘密裏に申請し、その可能性を探っていると中国メディアが報じている

背景:アメリカの EVメーカー Tesla は、同社の好調な納入実績と利益の急増が見込まれることから、中国の EV セクターの投資家心理を後押ししている。

  • 7月30日、ライバルの EV メーカー Leading Ideal (理想汽車)が NASDAQ に上場した。株式公開前の株価は11.50米ドルで、予想レンジの8~10米ドルを上回った。上場初日の引け値は43%の上昇で取引を終えた。
  • Xpeng は昨年末にシリーズ C ラウンドで4億米ドルを調達し、新たな投資家として Xiaomi(小米)を迎え入れた。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】